2016年1月、日銀の「マイナス金利」の影響を受け、2016年5月現在での一般的な銀行の普通預金金利が0.02%→0.001%となっています。
100万円を1年間運用するとたったの「10円」しか利息が付かない状態です。
定期預金にしてもゆうちょ銀行・1年間で運用した場合0.01%、「100円」の利息しかつかない状況です。

いい条件のところを見ると楽天・SBI銀行の証券口座保有や、イオン銀行のイオンカードセレクトの保有によってそれぞれ普通預金金利が0.1%、0.12%です。
この場合も税金を考慮すると、100万円で1年運用しても手元に残るのは1000円未満です。(以上 2016年5月現在)

今回は、自身も実施している株保有での利回り(配当+株主優待)が5%以上を狙える銘柄について紹介します。
購入する優待銘柄の選定は、SBI証券の株主優待検索から行っていました。

SBI証券株主優待検索
それでは紹介に移ります。

選定方法について

証券口座や株主優待本のデータベースの場合、その多くが株主優待券の金額ベースで計算されていたり、税金が考慮されていなかったりします。
実際に資産運用として株を購入する場合には現金ベースでの利回りの算出が重要と思いますので、優待券を現金化するところまで含めて検討します。
なお株主優待券を実際に使用する場合には、さらに利回りが上がる場合があると思いますが、今回はほかの銀行預金をはじめとした資産運用術と同じ土俵で比較するため現金化しての利回りで比較します。

※計算においては、配当は税引き後、その他課税なしで計算しております。また株式取得時の手数料は除外して考えております。

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紹介銘柄

自身が現在運用している以下の4銘柄になります。
1.ヴィレッジバンガード
2.ビックカメラ(長期保有前提)
3.吉野家
4.イオン
株主優待4選紹介企業ロゴ

個別に解説します。

1.ヴィレッジバンガード(2769)

株価は1600円(最低取得額:16万円)として計算しました!
最低単元の100株で計算します。

配当収入

直近のデータで、配当は年間1400円です。(毎年5月末が権利確定日)
税金20.315%を差し引いて、収入は1116円です。

優待収入

毎年11月末が権利確定日で、保有者は1万円分(1000円×10)のお買い物に使える優待券がもらえます。
ヴィレッジバンガード株主優待券2016
これをヤフオク・フリマアプリ等で販売するとおおよそ8500円で取引することができますので、手数料を10%ほどと見積もって、収入は7650円です。

長期保有の場合、1000円、2000円多くの優待券を獲得できますが、ここでは貸株で運用する場合で計算します。

貸株収入

SBI証券の場合、金利0.5%で運用できますので、年間での収入は収入は800円です。

利回り計算

収入金額合計=1116+7650+800=9566円
利回り=9566÷160000×100=5.98%

ヴィレッジバンガードの株主優待に関しては以下の記事にて解説しています!

利回り5%以上で資産運用におすすめの株として以前紹介したヴィレッジヴァンガード(2769)の株主優待制度について紹介していきます! ヴィレッジヴァンガード株の取得価格と利回り

2.ビックカメラ(3048)

株価は1000円(最低取得額:10万円)として計算しました!
毎年2月末、8月末が権利確定日です。最低単元の100株で計算します。

配当収入

直近のデータで、配当は年間500円×2です。毎年5月末が権利確定日
税金20.315%を差し引いて、収入は798円です。

優待収入

毎年2月末には2000円(1000円×2)のお買い物に使える優待券がもらえます。
毎年8月末には最大3000円(1000円×1~3)のお買い物に使える優待券がもらえます。
※8月末の優待では2年以上の保有すると合計3000円分の優待券が獲得できます。
ビックカメラ株主優待券
これを金券ショップに持ち込んで、条件が良いと額面の95%で換金してくれるので収入は4750円です。

ここでは貸株で運用すると長期保有分の優待券が獲得できない可能性があるため、貸株は行わない方針です。
また長期保有して株主優待を最大限受け取れる状態で計算します。

利回り計算

収入金額合計=798+4750=5548円
利回り=5548÷100000×100=5.55%
金券ショップの換金率によってはもう少し下がる場合もありますが、5%であれば難しくないレベルと思います。

ちなみに1年目からでも条件が良いと3.65%での運用が可能です。

3.吉野家(9861)

株価は1400円(最低取得額:14万円)として計算しました!
毎年2月末、8月末が権利確定日です。最低単元の100株で計算します。

配当収入

直近のデータで、配当は年間1000円×2です。
税金20.315%を差し引いて、収入は1594円です。

優待収入

半年毎に3000円分、年間6000円分の株主優待券が届きます。
吉野家株主優待券
これを金券ショップに持ち込んで、条件が良いと300円券を260円で換金してくれるので、収入は5200円です。

長期保有の場合、1000円、2000円多くの優待券を獲得できますが、ここでは貸株で運用する場合で計算します。

貸株収入

SBI証券の場合、金利0.1%で運用できますので、年間での収入は収入は140円です。

利回り計算

収入金額合計=1594+5200+140=6934円
利回り=6934÷140000×100=4.95%

4.イオン

株価は1700円(最低取得額:17万円)として計算しました!
毎年2月末、8月末が権利確定日です。最低単元の100株で計算します。

配当収入

直近のデータで、配当が年間2800円となります。
税金20.315%を差し引いて、収入は2232円です。

優待収入

株式を所有していると、イオンオーナーズカードが獲得できます!
イオンオーナーズカード
カードをイオン、マックスバリュといった系列店でのお買い物時に使用することによって、半年に100万円分までのお買い物に対して3%のキャッシュバックを受けることができます。
ここで毎月対象店舗で2万円分のお買い物をしたとすると、合計で24万円分の買い物に対して3%分のキャッシュバックを受けることができます。

株主優待のイオンオーナーズカードの詳細は以下の記事にて解説しています!

イオン株は、株主優待をうまく活用することで配当と合わせた利回りが5%以上で運用可能で、小額から運用可能な資産株としてもお勧めな銘柄です! 使い方や、利用可能店舗、注意点について紹

収入は7200円です。

貸株収入

SBI証券の場合、金利0.1%で運用できますので、年間での収入は収入は170円です。

利回り計算

収入金額合計=2232+7200+170=9602円
利回り=9602÷170000×100=5.65%

お買い物金額によって増減します。買い物額が大きい家庭ではさらに利回りが良くなってきます!

まとめ

今回は以下のような結果になりました。

取得金額(円) 年間収入(円) 年間利回り(%)
ヴィレッジバンガード 160000 9566 5.98
ビックカメラ 100000 5548 5.55
吉野家 140000 6934 4.95
イオン 170000 9602 5.65

株価の上下によっても利回りは左右されますが、ここ3年ほども安定して利回り5%以上となっているので、長期保有にいかがでしょうか?

投資価格も10万円台~20万円で運用できるので、初心者の方も始めやすい銘柄です。

運用を始めようとしている方、運用に回していないタンス預金・銀行預金がある方はぜひ検討してみてください!