最近、ネット上での支払い方法の1つとして、NTT DOCOMOの決済サービスである「dケータイ払いプラス(dケータイ払い+)」を導入しました。
ドコモユーザー専用のサービスだと思っていましたが、ドコモユーザー以外でも利用でき、ポイントが2重、3重に獲得できるお得な支払方法でした。
利用方法やドコモケータイ払いとの違いについて紹介します。
dケータイ払いプラスとドコモケータイ払いの違い
dケータイ払いプラスというサービス名を見ると、auかんたん決済のようにドコモユーザー専用の支払い手段のように見えてしまいますが、実はドコモケータイを契約しているかどうかに関わらず利用可能です。
一見、ドコモユーザーからはキャリア決済のドコモ版が2つあるの?という印象がありますが、厳密なキャリア決済に対応するのは「ドコモケータイ払い」となります。
これまでも、これからもauユーザーのため、dケータイ払いプラスにはご縁が無いものと思っていましたが、dケータイ払いプラスはドコモの契約状況や、デバイスに関係なく利用でき、dアカウントさえあれば誰でも利用可能です。
形式的には、同じくスマートフォンの回線契約に関係なく使用できる楽天ペイ(オンライン決済)のNTT DOCOMO版のように考えることが可能です。
ポイント2重・3重取りが可能、dポイントが利用できて便利
dケータイ払いプラスは基本的に、楽天ペイと同じような決済手段で、登録したクレジットカードとは別に、お買い物金額(決済金額)の1%に相当するdポイントが別途獲得できます。
支払いに利用するクレジットカードと2重に、また購入先でもポイントが獲得できるのであれば3重にポイントが獲得できるので、手数料がかからないのであれば普通にクレジットカード決済するよりもdケータイ払いプラスの方がお得になります。
そのため、クレジットカード、dケータイ払い共にが可能なショップであれば、積極的にdケータイ払いを利用したいところです。
支払いは基本的にクレジットカード(VISA、MasterCardのみ)で、docomoユーザーは月々の電話料金合算払いを行うことも可能です。
dポイントが利用可能なため、貯まったdポイントを再びdケータイ払いプラスに利用することで無駄なく消化することができます。
(ドコモ契約者はドコモ口座からの残高を利用することも可能なようです)
他にもリクルートポイント→Pontaポイント→dポイントと交換することで、dポイント以外のポイントも間接的に支払いに活用できます。
またドコモユーザーであれば、ドコモ口座・VISAプリペイドを利用することで、間接的にPayeasy(銀行振り込み)やコンビニ払いでの支払いも可能です。
楽天ペイでは楽天ポイントギフト・ギフトコードをギフト券売買サイトの銀行振り込みや、コンビニでの現金払い、セブンイレブンでのnanaco払いにすることで、間接的な支払い手段を増やせるため、この点では大きな差はないとみることもできます。
dケータイ払いの利用方法
利用するには事前に、dアカウント発行、dポイントクラブへの登録が必要になります。
ドコモ以外のユーザーが、dカードを利用して登録するのを前提に紹介します。
dアカウント発行
はじめにこちらのページよりdアカウントの発行を行います。
ドコモ回線契約者はSMSを利用して登録を進めることが可能です。
ドコモ以外の利用者は、Yahoo!IDや各種SNSアカウントを利用して登録が可能です。
登録が完了すると、dポイントクラブへログインが可能になります。
dポイントクラブよりポイントカード情報を登録
はじめに、dポイントクラブへアクセスし、ページ右上の登録という項目をクリックします。
あらかじめ入手しておいた、dポイントカード/dカード/dカード プリペイドを利用して、dポイントカード番号を登録します。
自身はdポイントカード/dカード/dカード プリペイドともに利用していなかったので、最寄りのローソンでdポイントカードを入手しました。
現在登録可能なポイントカード番号が無い場合には以下の方法で入手が可能です。
・dポイントクラブアプリを利用(カード不要)
・郵送 ドコモ契約者のみ(dポイントカード、dカード)
・ドコモショップ、dポイントが使えるお店(ローソンなど、dポイントカード)
・dカードの発行
dカードの発行には時間がかかったり、場合によっては発行されない可能性もあるため、実際は上から3つ目までの選択肢が実用的です。
登録が完了すれば後は、ショッピング先の利用先でdケータイ払いプラスを選択すればOKです。
クレジットカードは支払先で登録できるほか、以下のdocomoのページより登録が可能です。
https://payment2.smt.docomo.ne.jp/smph/history/gadap031.srv
dケータイ払いプラスが利用できるショップ
こちらも楽天と同じく幅広いジャンルの店舗で利用できるようになっています。
個人的なおすすめは別途紹介しますが、メルカリ、ひかりTVショッピング、ソニー、ノジマオンライン、サンプル百貨店といったあたりです。
ドコモケータイ払いと利用可能店舗が異なるので、その点は注意が必要です。
2017年7月時点での利用先を書き出しておきます。
・ABC cooking MARKET
・ABC-MARTオンラインストア
・ABC体験レッスン予約サイト
・アメリカンイーグルオンラインストア
・アニメイトオンラインショップ
・BEAMS公式オンラインショップ
・ブランドショップAXES
・BUYMA ✔
・Combi Shop
・コスメランドオフィシャル店
・Creema
・第一園芸オンラインショップ
・DHCオンラインショップ
・DIVINER
・絵本ナビ
・FASHIONWALKER
・GAMECITYオンラインショップ
・はがきデザインキット
・ひかりTVショッピング
・JINS ✔
・神戸レタス ✔
・京都発インナーショップSHIROHATO
・ファッション通販サイトMAGASEEK
・メルカリ ※1回あたり100円の手数料が必要
・minne
・ムビチケ
・無印良品ネットストア ✔
・mu-moショップ
・nano・universe ✔
・Neowing
・nissenオンライン
・ノジマオンライン
・ONWARD CROSSET ✔
・大阪王将公式通販 ✔
・アウトレット通販OUTLET PEAK
・ピザクック
・PLAZA ONLINE STORE
・プニュズオンラインストア
・らでぃっしゅぼーや
・Safari Lounge
・salus
・サンプル百貨店 ✔
・セレクトスクエア
・エフィメール公式通販サイト
・ショップジャパン ✔
・SHOPLIST.com by CROOZ ✔
・集英社FLAG SHOP
・ソニーストア
・STRIPE CLUB
・スーパースポーツゼビオオンラインストア
・松竹マルチプレックスシアターズ
・TOLOT
・TOWER RECORDS ONLINE
・UNiCASE
・UNITED ARROWS ✔
・バニラエア
・ヴィクトリアゴルフオンラインストア
(エルブレス、サーフアンドスノー)
・WORLD ONLINE STORE
・夢展望 ✔
こちらも様々な利用先が対象となっているので、普段使うショップがあればdケータイ払いプラスを導入してみてはいかがでしょうか。
dケータイ払いプラスまとめ
ドコモユーザー以外でも利用可能なdケータイ払いプラスについて紹介しました。
こちらも楽天Payと同じく、ポイントが2重、3重に獲得できるお得な支払い手段で、かつ外部サイトへ支払い情報を登録せずとも、dアカウント・ポイントクラブに登録した情報を元に支払いが可能なので便利に利用することが可能です。
これまで勝手な思い込みで使うことはなかったですが、ドコモユーザー以外でも便利に利用できる支払い手段のため、上記ショップでお買い物する機会があれば支払い方法として導入してみてはいかがでしょうか。
dポイントクラブの仕様変更により、ドコモの回線を持っていない者はd払いが利用できなくなったようです。
改悪が適用された対象ショップが一部なのか全てなのかはわかりません。
タワーレコードでd払いを利用しようとした際にエラーが表示され知ったのですが、検索しても、該当するニュースは見つけられませんでした。
オンラインか実店舗決済かはコメントから把握できませんが、おそらく、組み合わせて利用するクレジットカード(セキュリティ強化(プリペイドカード、VISA認証がないカードが不可となる等))、決済環境由来ではないでしょうか?
8/3時点では別ネットショップでVISAプリペイドでの決済ができていますので、報道がないことからも、「ドコモの回線を持っていない者はd払いが利用できない」とは言い切れない状況と思います。