出張の際のホテル選びを行う際、時間をかけて価格・サービスと立地が適したものを選ぶ方も多いと思います。
また会社によっては地域に応じた規定額の宿泊費が支払われる場合もあり、自身で費用を負担する旅行時も含め、安いホテルに泊まったほうがお得な場合があります。
一括検索サイトを利用している場合、どのサイト(トラベル、るるぶ、Yahoo!、じゃらん)でも横並びの料金プランが表示されますが、その中でも月1回の宿泊(1泊・1名)の宿泊料金をダントツに抑えられる可能性があるのが楽天トラベルです。
他のサイトでの予約も絡めながら理由を解説します。
楽天トラベルでの宿泊がお得になるカラクリ
今回はビジネスホテルへの宿泊を想定し、1泊1万円以内、月に1回の宿泊(1泊目)を対象に安くなるケースを紹介します。
単なる1回の宿泊では、キャンペーンやクーポン等により楽天トラベル以外のサイトの方がお得になるケースがあるため、特に楽天トラベルにこだわる必要はないですが、条件が当てはまる場合には安くお得になるケースが存在します。
例えばYahoo!トラベル経由だと、予約の代金の5%のTポイントが獲得できる場合もあり、表面上は楽天トラベルよりもお得なケースは存在します。
楽天トラベルでのポイント還元などの特徴
今回紹介する項目をまとめておきます。
実際に事例も紹介していきますが、これらの効果を積み上げることにより、宿泊料金をダントツに抑えられる事例があります。
項目 | 詳細 |
---|---|
支払方法 | クレジットカード、楽天ポイント、楽天Edy、現金 |
ポイント還元 | 利用額の1%+支払いによる還元 |
クーポン | あり |
キャンペーン | あり(※他サイトと同程度と推測) |
外部サイト特典 | Edyもらえるモールで212円獲得 |
その他 | ポンカンキャンペーンの対象 |
支払方法による還元
ここはあまり他社のサイトで予約しても差がない部分になります。
クレジットカードであれば1.5%還元、楽天Edyであれば3.5%還元で決済出来ればより宿泊代がお得になります。楽天Edyでの支払いが可能かどうかは宿泊施設次第。
意外とありがたいのが楽天トラベルで楽天ポイントが利用できることで、期間限定ポイントを楽天市場で消費する代わりに楽天トラベルで使用すれば、SPUプログラムによる還元率の差で2%前後楽天ポイントの価値が上昇します。
今回の楽天トラベルに限らず、普段の支払い手段として還元率が高くなる方法を準備しておくと節約の上ではメリットが大きいです。
楽天トラベル経由による還元
ここは旅行予約サイトによって差があるものがございますが、楽天トラベルを利用した場合、予約金額の1%分の楽天ポイントが獲得できます。
プランによってはポイントが何倍かになっていることもありますが、楽天トラベルに限ったことではない場合があるので、あまり気にしなくて良いと思います。
クーポン・キャンペーンによる還元
楽天の特徴といえば、クーポンやポイントの倍率がアップするキャンペーンです。
といっても楽天トラベルの場合、楽天市場ほどややこしくなく、クーポン、キャンペーンともに1つしか対象となるものがないので、利用はしやすい方かと思います。
クーポンとキャンペーンでのポイント倍率アップが併用できる場合もまれにありますが、1泊1万円以下のキャンペーンで大きく差がつくケースは少なく、どこの旅行予約サイトでも大きな差がつきにくいのが現状です。
楽天トラベルがお得になるケースもあれば、Yahoo!トラベルがお得な場合もあるといったところだと思います。
以前は、楽天プレミアムカードの特典で宿泊時の代金が1500円オフというものがあり、安いホテルとの相性が抜群だったために小細工は基本的に不要だったのですが、現在はクーポン・キャンペーンをうまく活用できればそれだけお得になります。
もらえるモール経由で212円お得に!
楽天系列のリンクシェア・ジャパン株式会社が運営しているサイトで、楽天関係のサービスがお得に利用できます。
こちらのサービスを経由して楽天トラベルを利用するだけで、212円分の楽天ポイントまたは楽天Edyが獲得でき、還元率が高まります。
宿泊代金1万円で約2%、5000円で約4%の効果があるので、こちらも忘れずに利用しましょう。
ポンカンキャンペーンへの巻き込みは必須
月1回・1泊(一人)の宿泊に限りますが、楽天トラベルをお勧めする理由は、ポンカンキャンペーンにあります。
ここまでの紹介内容では、楽天トラベル以外の宿泊予約サイトとさほど差がつかないのですが、ポンカンキャンペーンの効果をうまく使うことができれば、大きな割引に繋がります。
ポンカンキャンペーンでは楽天市場(PC・スマホ)、楽天ブックス、楽天kobo、楽天goraとともに楽天トラベルの宿泊利用が対象となり、サービスの利用数に応じてポイント還元率が最大+3%まで上昇します。
楽天goraでゴルフを行わない限り、還元率が+3%となるネックは楽天トラベルにあるので、楽天トラベル経由で宿泊し条件を満たしポイント還元率が1%上昇することで、楽天トラベル以外での購入額の1%と、楽天トラベルでの予約金額の1~3%のポイントが余分に獲得できます。
お得になるかは楽天ブックス以外のサービスの利用状況によりますが、5000円のホテルを予約することで、1000円をポンカンキャンペーンで獲得できるとき、単純に考えて20%の割引が受けられると考えることも可能です。
実際は1000円も安くならないかもしれませんが、楽天市場などでのお買い物金額が大きくなった場合は、ポンカンキャンペーンを巻き込む形での予約がおすすめです。
この際、効果が一番大きいのが月に1回目の宿泊なので、個人的に楽天トラベルがお得という形で紹介しています。
高速バスの利用にも有効という点はありがたいですが、2回目以降の宿泊・利用時は必ずしも最安値とならない場合があります。
実際の予約と実質価格のシミュレーション
リーズナブルなホテルにお得に泊まれることを紹介するため、1泊4000円、6000円のホテルに宿泊するとして計算してみます。
<計算条件>
1.ポンカンキャンペーン利用額10万円+宿泊代金
2.ポンカンキャンペーンがトラベル利用で3倍に
3.支払い時のポイント還元率1.5%
4.キャンペーン・クーポンの適用はなし
<計算結果>
項目 | 代金4000円 | 代金6000円 |
---|---|---|
支払い/1.5% | 60円相当 | 90円相当 |
サイト利用/1% | 40円相当 | 60円相当 |
もらえるモール利用 | 212円相当 | 212円相当 |
ポンカン宿泊分/3% | 120円相当 | 180円相当 |
ポンカン宿泊以外 | 1000円相当 | 1000円相当 |
還元額合計 | 1432円相当 | 1542円相当 |
実質価格 | 2568円(36%OFF) | 4458円(26%OFF) |
今回の場合、宿泊でのポンカンキャンペーン適用に伴い獲得できるポイントの影響で、代金が大幅に安くなる結果となります。
もちろん、ポンカンサービス以外でのある程度の金額のお買い物利用が前提で、楽天カード保有が必要になるなど条件は限られてきますが、1回限りのリーズナブルなホテルへの宿泊であれば、この方法が一番安価になる可能性があります。
また、御徒町・入谷エリアのカプセルホテルであれば2000円前後で宿泊可能な場合があるので、うまく予約すればほとんど代金がかからずに1泊できる場合もあります。
自身は東京方面へ起業準備で足を運ぶ際、リーズナブルで朝食付きのホテルがある、JR鶴見駅付近の「リブマックス横浜鶴見」「アパホテル横浜鶴見」を良く活用していました。
ポンカンキャンペーンをうまく活用すれば、それだけで約3000円分のポイントがもらえる場合があるので、朝食付きの宿泊であってもほとんど費用が掛からない場合があります。
ポンカンキャンペーンや、10万円のお買い物として設定した根拠となるお買い物マラソンに関しては以下の記事を参照ください。
まとめ
楽天トラベルでの宿泊に限り、月1回までポンカンキャンペーンを巻き込んで利用することでお得になることを紹介しました。
楽天でのお買い物マラソンで10万円近く奮発して購入した場合、自分ボーナスや建て替えなどで一時的にでも高額な商品を楽天で買った場合、宿泊がお得になる可能性の高い楽天トラベルでの予約を行ってみてはいかがでしょうか。
もらえるモールの対象外にはなりますが、高速バスの利用でも同じようにポンカンキャンペーンの対象になるので、お得に旅行したい、ワンランク1000円ほど良いところに泊まりたい場合に活用してみてはいかがでしょうか。