楽天ポイントを入手する方法の1つに、楽天ポイントのPOSAカードをコンビニで入手する方法があります。

通常は1ポイントを1円で購入できるのですが、楽天バリアブルカード(1500~50000円分までを指定して購入できるPOSAカード)限定で、ボーナスポイントが獲得できるキャンペーンが頻繁に開催されています。

キャンペーンの内容や、利用先に応じたメリットについて紹介します。

楽天バリアブルカードの特徴とキャンペーン特典

楽天バリアブルカードについて、その特徴について簡単に整理します。

項目 詳細
販売額面 1500~50000円/枚
ポイント種別 期間限定ポイント
⇒楽天Edyチャージ、楽天証券での利用不可
有効期限 有効化より6か月
(特典ポイントは3か月)
利用上限 ダイヤモンド会員:500000ポイント/月
ダイヤモンド以外:100000ポイント/月
現金以外の
支払い方法
現金以外の主な支払い手段
・セブンイレブン:nanaco
・ファミリーマート:ファミマTカード
・ミニストップ:waon
⇒購入額に対して、最大で1%ほどポイント還元が受けられる場合あり
特典内容 バリアブルカード購入額面に応じて特典付与
①10001円以上購入⇒特典:700ポイント
②10001円以上購入⇒特典:711ポイント
③10001円以上購入⇒特典:1000ポイント
※③の開催はまれで、通常は10001円分以上の購入に対し約700ポイントのキャンペーンの開催がメイン
開催頻度 1~2か月に1回、年間10回ほど(2018年9月までの実績)

楽天バリアブルカードは、購入する金額を指定して楽天ポイントを買えるPOSAカードで、1円=1ポイントとして、1500~50000円/枚の範囲で自由に楽天ポイントが購入できます。

金額が固定のタイプの額面は3000円、5000円、10000円の3種類なので、より少額から購入することができ、また5万円まで一度に購入できるので、プレゼントや自己消費で大量の額面のポイントを購入する際に、カードの枚数を少なくできるのもこのカードの特徴です。

nanaco払いなど、支払方法を工夫すれば額面より1%前後お得に購入できますが、それ以上に注目すべきはキャンペーンでの特典です。

単純に考えると、10000円の支払いにキャンペーンに合わせて購入した楽天バリアブルカードで獲得しらポイントをお買い物に利用すれば、約7%還元の支払い手段になるといえます。

楽天ポイント払いは、クレジットカード払いや現金、銀行振込と同じ位置づけになり、クレジットカード払いで1%前後の還元率のところ、還元率が一気に7%まで上昇するという点で、お得なキャンペーンと考えることができます。

ギフト券売買サイト等で安く買う方法も

楽天バリアブルカードに限らなければ、キャンペーンを利用しなくても額面よりいくらか安く購入できます。

安く入手しようとした際まず思いつくのが金券ショップと思いますが、POSAを買取・販売している店舗はほとんど見かけません。

主な理由は、アカウントに登録しないと残高などが確認できないため、再販には不向きであることが挙げられ、まれに購入時のレシートがある場合のみ買い取ってくれる店舗があるくらいなので、金券ショップではまず購入できないものとして考えておいて間違いありません。

またフリマアプリでは出品禁止物に該当するため、安く買うために利用できるのはヤフオク!またはギフト券売買サイトのいずれかとなります。

ヤフオク!で入手する場合

期間限定のTポイント消化としても需要があるため、額面どおりや、額面以上の価格で取引されている場合もありますが、うまく落札できれば額面より5%前後安く買える場合もあります。

各種キャンペーンの対象になればこの上ないのですが、金券ジャンルのため対象外であり、預金払い・ジャパンネット銀行払いの活用で、せいぜい1~2%前後ポイント還元されるのが限度となります。

(各種キャンペーンの対象となるように出品されている場合、後日キャンペーン特典が無効になる可能性が高くなりますので、ご注意ください)

上手く落札できれば、期間限定Tポイントの消化+高還元のお得な支払い手段として、2重にメリットのある入手方法となります。

一方で後述の通りポイントが没収となるリスクもあるので、できる限りPIN番号部分を削ってない状態で実物を発送してもらうなど、取引を行う際は注意が必要となります。

ギフト券売買サイトで入手する場合

Amatenやギフティッシュをはじめとしたオンライン上のギフト券売買サイトでは、ラインアップの1つに楽天ポイントギフトがあります。

Amazonギフトと比較すると出品される数は少ないものの、安い場合で額面の90%を切る場合もある等、ヤフオク以上にお得に入手できる場合もあります。

ただし、楽天のPOSAカード(PIN番号)自体の転売は禁止されており、ギフト券売買サイトで安く楽天ポイントを買おうとする場合、後々POSAカードの入手経路に問題があるとして不正利用とみなされ、楽天アカウント(一時)停止&ポイント没収となるリスクもあります。

amaten等、コンビニ等で購入可能なギフト券(ギフトコード)をの売買を仲介するサイトが、近年増えてきているように思います。 通常、各サイトで額面分のお買い物に利用できるギフト券

楽天バリアブルカードのキャンペーンは対象金額こそ1回のキャンペーン当たり約1万円分ではありますが、安心して利用できるので、安く買いたい場合の選択肢は楽天バリアブルカードのキャンペーン時以外はないものと考えておくとよいと思います。

利用先に応じたキャンペーンによるメリット

楽天バリアブルカードのキャンペーンは、楽天ポイントを安心かつ安く入手したい場合の信頼できる購入機会となるため、ヤフオク!、ギフト券売買サイト以上におすすめです。

今回はキャンペーンを7%還元の支払い手段と考え、1万円分の支払いを行った際の利用先に応じたメリットを考えてみます。

利用先・支払い方法による獲得ポイント差

利用先、支払い手段ならびに獲得できるポイントの差を表にまとめます。

利用先 普段の支払い手段 ポイント差
ネット通販 銀行振込・代引き・コンビニ払い 700ポイント+支払手数料
実店舗 現金(@ポイントカード加盟店) 700ポイント
楽天ペイ クレジットカード(還元率1%) 600ポイント
楽天市場 楽天カード 400ポイント
楽天市場 楽天プレミアムカード 200ポイント
楽天市場 楽天プレミアムカード
(還元率最大の場合)
-200ポイント

※楽天カード/楽天プレミアムカードでの支払い時はSPU特典のうち、カード払い+楽天銀行引き落としにて算出

※楽天プレミアムカードの還元率最大の場合は、5のつく日(+2%)、楽天市場コース(+1%)、誕生月特典(+1%)を加えて算出

メリットが一番大きいのは、普段から店頭で現金払いをしている方や、楽天市場・ラクマ・楽天ペイ加盟店などの通販での代金支払いに銀行振込・代引き・コンビニ払いでの手数料を支払っている方で、キャンペーンの時だけでも楽天バリアブルカードを購入し、楽天ポイントでお買い物するメリットが十分あります。

一方で、クレジットカード払いに置き換えて楽天バリアブルカードでのポイントで支払う場合、特典の効果は相殺されて7%還元よりも低いものとなります。

楽天ペイ加盟店であれば、差し引き6%還元を維持できるので損はありませんが、楽天市場で利用する場合にはメリットが大きく削がれてしまいます。

楽天市場での支払いでは、通常の楽天カードでもSPU特典で3%還元、楽天プレミアムカードを利用する場合5%~9%になるので、利用先としてはメリットが下がります。

楽天カードの利用可能額が上限に達しているときは楽天カード保有者にも有効ですが、それ以外の場合、楽天ペイ加盟店やポイントカードを利用する実店舗での支払いに利用することが、メリットを得るためには必要不可欠です。

獲得ポイントのおすすめの利用先

1.ラクマ

個人的なおすすめはラクマ(@楽天ペイ)での利用で、5%OFFクーポンや楽天ペイのキャンペーンと組み合わせて利用すれば、お得に買い物ができます。

例えば切手の購入に活用する場合、実質額面よりも10%以上安く購入することが容易なので、最終的には切手代・送料の節約にもつながります。

2018年3月1日より、ゆうパックが値上げとなります。 発送料金を抑える方法の1つである切手を用いての支払いに関連し、以前切手を安く買う方法を紹介しました。 https://s

2.ジョーシン

主に月末が対象となりますが、ジョーシンでは楽天ポイントを支払いに利用すると、利用ポイント数の5%分をポイントバックするキャンペーンを開催しています。

d払いの買い回りキャンペーンが開催された場合には20%以上の還元率となる場合があるため及びませんが、バリアブルカード+楽天ポイント利用のキャンペーンを組み合わせると、10%以上の還元率となるので、意外とおすすめの利用先です。

3.出光サービスステーション(ガソリン給油)

また、出光サービスステーションでの給油代金の支払いに利用する方法は有名で、ガソリン代を安くするという活用法もあります。(近所や職場近くに出光のガソリンスタンドがある場合には特に有効)

他社のプリカを購入すると値引きが受けられる状況に似ているようにも思いますが、利用先が決まっており、少しでも節約したい場合にはおすすめの利用先となります。

他にも、支払いによる還元率が楽天市場より低い楽天トラベルで利用したり、利用先を工夫することで、7%還元となる特典をあまりロスすることなく活用できます。

期間限定ポイントの消化方法については以下の記事も参考に。

楽天市場や楽天ブックスで頻繁にお買い物をするユーザーにとって避けることができないのが、期間限定ポイントが貯まることです。 付与されてから最短10日ほどの期限までに、いまいち買いた

当然ですが、買いに行くために余計な時間をかける場合には時間の無駄になるので、ただ単に7%還元の支払い手段となるキャンペーンと考えるのではなく、代替の支払い手段との獲得ポイントの差を踏まえて、メリットがあるかないかを判断するようにしてください。

まとめ

楽天バリアブルカードキャンペーンは、楽天ポイントを安価かつ安心して入手できる機会となり、単純な支払い時の還元率が7%となる支払い手段としても注目です。

一方で利用先次第では、代替される支払い手段と比較して、獲得ポイント(支払い時還元率の)差があまりない場合もあるので、利用先に応じてのメリットを踏まえて上で活用を判断するのがおすすめです。