楽天市場や楽天ブックスで頻繁にお買い物をするユーザーにとって避けることができないのが、期間限定ポイントが貯まることです。
付与されてから最短10日ほどの期限までに、いまいち買いたいものが思い浮かばないというときのために、期間限定の楽天ポイントの消化に有効活用できる方法(支払先)を紹介します。
楽天ポイントの利用上限額と注意点
高額または高ポイント倍率の商品を買ったり、楽天DEALなどのがっつりポイントがたまるサービス、あるいは楽天ポイントギフトカードを登録してお買い物などで楽天ポイントを使用した際、気を付けないといけないのが楽天ポイントの利用上限額と当月が利用期限の期間限定ポイントの付与日です。
<会員ランクと楽天ポイントの利用上限>
ダイヤモンド会員:50万ポイント/月
その他ランク会員:10万ポイント/月
こちらに関しては、あまり楽天ポイントがたまらない環境にある方にとっては問題ありませんが、ポイントの利用上限額までポイントが消化した後で当月期限の期間限定ポイントが付与された場合、利用できなくなってしまうので注意が必要になります。
現在は利用期間が短くて大量にポイントが付与される可能性があるのは、対象ショップ限定ポイント〇倍キャンペーンなど一部にとどまりますが、遅いもので当月20日の朝方に付与され、約10日後が期限というものがあります。
当月のポイント利用が上限に達する可能性があれば、毎月20日の時点でポイントを確認して先に当月期限の期間限定ポイントを使い切ると、全体としてポイントが無駄なく利用可能です。
なお通常ポイントの利用方法は以下の記事で解説しています。
ポンカン、SPU等のキャンペーンに合わせて購入
いくら期間限定ポイントが貯まっても、いらないものを買ってしまってはただの無駄使いです。
ただし、楽天での買い物においては、キャンペーンとの兼ね合いにより、無理やりでもお買い物をした方がお得になる場合があります。
代表的なのがポンカンキャンペーンや、SPU等のキャンペーンです。
ポンカンキャンペーンは、楽天市場(PC・スマホ)、楽天ブックス、楽天koboの4つ、SPUプログラムはスマートフォンアプリからの楽天市場で買い物の有無でポイント付与倍率が変わります。
うまくサービスの対象条件を満たすことで、その月のお買い物金額によっては、期間限定ポイントの消費ポイント数以上にポイントが戻ってくる場合があります。
買うものは何でもOKで、100円~のポイント消化に対して1000円以上のポイントが獲得できる場合があるので、そこそこお買い物金額がある状態で対象条件を満たしていない場合は、まずこれらの対象条件を満たす買い物をするとお得です。
ポンカンキャンペーン、SPUプログラムの詳細は以下の記事にて紹介しています。
Rポイントカード
楽天ポイントを実店舗でも貯める・使用することができるカードで、代金の支払いに楽天ポイントを使用することで、優先的に期間限定ポイントが消化されます。
実店舗の場合1回の支払いにつき、利用できる楽天ポイントの上限が5000円となります。
利用できる店舗は限られてきますが、ミスタードーナッツ、ツルハドラッグ、ダイコクドラッグ、ジョーシンなどの小売店を中心に利用することができます。
自身は良くサークルKサンクスで、弁当を買って消費していたのですが、経営統合のためにこの点は利便性が悪くなるようです。今後順次ファミマに改装されるので、Rポイントカードは利用できなくなってしまいます。
楽天ペイ・実店舗での支払い
楽天版の代金支払いサービスで、対応店舗は限られるものの、飲食店等を中心に楽天ポイントを利用した支払いも可能になっています。
利用金額は1回あたり5000ポイントまでとネットでの支払いと比較して少額になりますが、Rポイントと同じく期間限定ポイントの消化に貢献してくれます。
楽天ペイ・ネットでの支払い(旧楽天ID決済)
こちらは同じ楽天payでも古くから存在していた楽天ID決済が名称変更したもので、楽天市場などの各ショップで購入する際と同じように、1回の支払いで3万ポイントまで利用可能です。
対象のショップがややわかりにくくなっていますが、サンプル百貨店や無印良品、ドミノピザといった日用品、飲料、食料品を扱うショップでの支払いにも利用でき、場合によってはその支払いに楽天ポイントが活用できます。
定期的に利用するネットショップや課金サービスでも対応している場合があるので、良く使うサービスがあれば調べてみると良いでしょう。
ここ最近だと、ラクマと同じ楽天系列のフリマアプリとなるフリルで楽天ID決済が可能となったため、同じようにポイント消化に活用可能です。
楽天銀行の振込手数料
楽天銀行から他行へ支払う場合の振込手数料にも、楽天ポイントが利用できます。
金額としては微々たるものかもしれませんが、振込でも件数が多くなったり、無料回数が少なかったりすると1000円、2000円…とかかってしまいます。
他行宛の手数料は3万円未満の振込:165円、3万円以上の振込:258円なので、普段の振込回数が多くないとあまり消化には貢献しませんが、手元のキャッシュで払うよりかは効率の良い使い方になります。
楽天クラッチ募金
楽天グループで募集している募金にも楽天ポイントの利用が可能です。
どうせ失効してしまうポイントがあるなら、楽天に没収されるよりも使い切りたいと考える場合の選択肢の1つとして利用可能です。
募金の支払いには他にも預金、クレジットカードでの支払いが可能ですが、特に期間限定ポイントは支払に利用する現金・預金より価値は下がるので、優先的に使用するほうが得になります。
換金・利用を前提とした楽天市場での商品券購入
換金性が高いので、お買い物マラソンやSPUプログラムなどの対象外となる場合も多いですが、5000円、1万円といった単位で購入すれば、送料も含めて額面の1割増しくらいで購入可能な場合があります。
ジェフグルメカード、図書カード、ギフトカード、切手シートなどが販売されていることが多いので、実際に利用するものを購入するとロスが少なくて済みます。
使わない場合にも金券ショップへ持ち込めば、送料を含めた支払額の8割前後で換金が可能な場合が多いので、購入しても大損ということはないでしょう。
なおポンカンキャンペーン等と同じような理由で、月の後半や、月をまたいで開催するお買い物マラソンも対象となるように1000円ちょうどまたは1000円前後の商品を購入するのもありです。楽天ポイントが10倍以上になっているものや、楽天DEALの中でもポイント還元率が高い商品を狙って余分に購入すると、それ以外のお買い物金額によっては消化ポイント以上のポイントになる場合もあります。
ラクマでのお買い物:切手・図書カードの購入もおすすめ
フリマアプリのラクマでは楽天ポイントを利用した決済が可能で、1回に3万ポイントまで利用可能です。
一方、出品者側は2017/4現在手数料がかからずに利用できることもあってか、金券類であっても額面割れした金額で出品しているものがあります。
82円切手100枚シートや、図書カードは額面の90%以上の値段で金券ショップが買い取ってくれる場合があるので、こういったものの支払いに利用すれば、ロスがほとんどなく楽天ポイントを消化することが可能です。
また、ばら売りなどで安い金額での切手類の出品もあるので、余った期間限定ポイントと相談しながら利用先を決めると良いでしょう。
なお、切手・図書カードの場合、普通郵便で発送されることも多いですが、届かないといったトラブルを避けるためには若干費用が上がっても追跡番号付きのサービスで発送してもらうことをお勧めします。
まとめ
今回は紹介していませんがラクーポン(買うクーポン)、楽天ダウンロードをはじめとしたその他の楽天サービスでも楽天ポイントが利用可能です。
これまで紹介してきた使い道のない楽天ポイントの利用方法を整理すると、以下の3つに集約されます。
1.消化以上に楽天ポイントが付与される買い物に利用
2.従来の支払に置き換えて利用
3.換金率の高い商品を購入→換金
使い方はいろいろあると思いますが、せっかく貯まったポイントなので、無駄なく・効率よく消費しましょう!