前回の期間限定ポイントに引き続き、余ってしまった楽天ポイント(通常ポイント)に適した消化方法を紹介します!

通常ポイントと期間限定ポイントとの違い

消化方法の説明の前に、よりお得な活用をするため、期間限定ポイントと通常ポイントとの説明をしておきます。

項目 通常ポイント 期間限定ポイント
利用期限 最終獲得月を含めた1年間
(≒11カ月(約1年)以上)
 最短10日~6か月
(対象サービスにより異なる)
利用上限 ダイヤモンド会員:50万ポイント/月
その他ランク会員:10万ポイント/月
ポイント交換 楽天Edy:〇
その他ポイントサービス:〇
楽天Edy:×
その他ポイントサービス:×
主な獲得方法 ・お買い物などサービス利用
・楽天カード利用
・各種キャンペーンの利用
・ポイントギフトの登録
ポイント払い 期間限定ポイントが優先的に利用される

差があるのは、利用期限とポイントがEdyや他のポイントと交換できるかどうかで、そのほかの項目ではあまり差がありません。

ゆえに、利用期限が長いため無理やり消化する必要が無いことや、楽天Edy等と交換してお買い物に利用できることが通常ポイントを利用する際の違いとなります。

お得な利用先は楽天市場ではない件

利用期限がないことから、無理矢理の消化は必ずしも必要ありません。

期間限定ポイントでの利用方法は以下の3つを提案しましたが、そのうち期間限定ポイントと異なる部分は、使用期限が長いため支払いを置き換える使い方に活用しやすくよりお得な使い方が期待でき、焦って換金性の高い商品を購入する必要性が下がるという点です。

<期間限定ポイントの利用方法>
1.消化以上に楽天ポイントが付与される買い物に利用
2.従来の支払に置き換えて利用
3.換金率の高い商品を購入→換金

このため、より消費者にとって都合の良い支払方法に利用できるのが通常ポイントということになります。

次に、楽天市場での還元率を楽天ポイント払いする場合と楽天カード・楽天Edy払い(楽天ポイントより交換して利用)する場合と比較します。

項目 楽天カード 楽天Edy
還元率 +3~5% +0.5~3.5%
キャンペーン適用 有り(ポイント10倍など) 無し
支払い上限 無し 1決済5万円まで

※楽天カードの+4%、5%は楽天ゴールド・プレミアムカードを利用した場合の数値、楽天Edyの3.5%はキャンペーンで楽天ポイントを楽天Edyへ交換する際の+3%を含めて算出しています。

楽天カードがお得になる楽天市場(楽天ブックス・koboなども)や、Rポイントカードや楽天Payでも楽天Edyでも支払い可能な店舗であれば、楽天カード、楽天Edyで支払いした方がお得になります。

一方で通常ポイントは、楽天カード払いでもポイントの付与率が上がらないグループ内サービス(買うクーポン、ラクマ、楽天トラベル、楽天Pay(ネット決済)など)や、楽天銀行の振込手数料、楽天Edyへの交換などに積極的に利用した方が、より楽天ポイントが貯まることにつながります。

楽天市場や楽天ブックスで頻繁にお買い物をするユーザーにとって避けることができないのが、期間限定ポイントが貯まることです。 付与されてから最短10日ほどの期限までに、いまいち買いた

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通常ポイントは楽天Edyへの交換利用もお得!

普段からEdyを使っている場合、楽天市場で楽天ポイントを利用している場合にはEdyへの交換がお得になります。

直近で開催されているのは、1か月に1週間ほどの期間限定で楽天ポイントの楽天Edyへの等価交換時に、楽天Edyが3%余分に付与されるというものです。

※2019年現在ではEdy交換へのボーナスが1%となっており、メリットは薄れてきています。

iPhoneユーザーにとってはパソリを準備するかファミマの利用が必要になり、毎回手動でチャージする必要があったりと障壁は増えますが、ポイント交換することによって楽天ポイントでの決済に対して何も還元が受けられなかったところ、キャンペーン適用で支払金額の3.5%もポイントが獲得できるようになります。

2016年の実績では月半ばに1週間ほどの期間で、月の交換上限額10万円までという条件で開催しているので、貯まったポイントがあればよりお得に利用することが可能です。

交換した楽天Edyはコンビニやマクドナルド、スーパーなどをはじめとして多くの店舗での支払いに利用でき、支払環境が整っていれば、amazonの支払いにも利用できるお得なお支払い方法の1つになります。

ネットショッピングでamazonを利用されている方は多いと思いますが、皆さんはどのようにお支払いしていますか? 一般的にはクレジットカードと思いますが、私の場合は楽天ポイント消化も

ANAマイル・デルカへの交換

楽天ポイントの交換先として有力なのが楽天Edyで、主に他のポイントから交換して楽天ポイントとして消化する方向が多かったですが、2017年現在では楽天Edy以外に交換可能なポイントサービスは、ANAマイル、デルカの2種類あります。

ANAマイルは利用する方によって価値が異なってくるので難しいですが、2楽天ポイント→1ANAマイルという交換レートのため、獲得しようと狙っている航空券等が1ANAマイル2円以上の価値になれば、交換して利用してもお得になります。

なお、1回の交換に1000ポイント/1日まで、月に20回で最大2万ポイントが交換可能です。

2万ポイントを交換する場合、20日に分けて行う必要があるのでめんどくささを感じます。

デルカはKドリームスなど競輪の投票などに利用できる電子マネーで、自身はこの記事を書くために調べて初めて存在を知ることになりました。

交換の際は1ポイント1円分として等価交換が可能です。

こちらは楽天Edyと同じく1回2万5000ポイント、合計で10万ポイントまで交換することができ、ポイントの消化に貢献してくれます。

なお、楽天Edyを含め交換サービスでの利用額全体で月に楽天ポイント10万円分まで利用できるので、たくさんポイントを利用する場合や、期間限定ポイントが付与される予定がある場合は会員ランクごとのポイント利用額上限にも気を付けてください。

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楽天市場やラクマでの金券購入および換金

こちらは期間限定ポイントの利用方法にて解説しましたが、全く使い道がない場合にはこの方法もありかもしれません。

金券ショップで買うよりかは高くなりますが、額面に近い金額で利用できる場合もありますし、ラクマでの切手はまれに額面以下の金額で購入可能な場合があります。

現実的なところで楽天ポイントの利用額に対し、90%ほどの金券ないしは換金後の資金に化ければ利用道として悪くないと思います。

逆に90%を割り込んでくると、うまくキャンペーンなどに合わせて人気のゲーム機・ソフトなどを買ってヤフオクや中古店で換金するほうが良い場合が出てくるので、手間はかかりますが金券以外にもできる方法はあります。

楽天Pay・楽天グループでの利用

特に楽天Pay(ネット決済)や楽天グループでの支払に有効なのですが、支払に特典が付かない分、楽天市場ほどの還元率の差がつかない(せいぜいクレジットカードの還元率の差)ため、ポイント利用によるロスを最小限に留めることができます。

楽天Pay(ネット決済)をはじめとして、1回の決済で3万ポイントまで利用可能なので、ほしいものが楽天Pay(ネット決済)の対象店舗にあれば、ポイント消化のチャンスとなります。

同じように楽天Edyとして利用しない場合には、楽天グループサービスでも積極的に利用すると良いでしょう。

まとめ

期間限定ポイントと共通する部分もありますが、通常ポイントならではの活用方法は赤字にした部分です。

<通常ポイントの利用方法>
1.楽天Edy、ANAマイルなどに交換して利用
2.消化以上に楽天ポイントが付与される買い物に利用
3.従来の支払に置き換えて利用
4.換金率の高い商品を購入→換金

期間限定ポイントと同じように利用することも可能ですが、個人的には交換して支払いに利用する、あるいは換金以外の方法で消化するのがお得な使い方と考えています。

SPUプログラムをはじめ、ポイントが異常に貯まりやすくなっているので、効率的な利用先も合わせて考えておきましょう。