Amazonでのお買い物をよりお得にするために欠かせないのがAmazonギフトです。
Amazonギフト券を自己消費向けに安価に入手する方法を還元率やリスクとともに紹介します。
クレジットカードでの還元率は2.5%まで？
現在はクレジットカードの還元率が改悪傾向にありますが、うまく利用することで、還元率2%越えの運用も可能です。
Amazonマスターカードの活用
Amazonでは、Amazonの利用がお得になるAmazonMastercard（アマゾン マスターカード）というクレジットカードを発行しています。
一般カードにあたるAmazonMastercardクラッシックでは、Amazonの利用では通常1.5%還元ですが、Amazonプライム会員になることで還元率が2.0%まで上昇します。
AmazonMastercardゴールドでは、年会費こそかかりますが、Amazonプライムが費用負担なく利用でき、Amazonプライム会員になることで還元率が2.5%に達します。
この場合、クレジットカード払いでもAmazonでのお買い物の還元率は変わらないので、あえてAmazonギフト券を購入する必要があるのは、プレゼント用途を除くと、使いすぎ防止や、ショッピング利用枠の調整といった面がメインになってきます。
Amazonギフト券⇒換金でのショッピング枠の現金化はもちろんNGなので、実際にAmazonギフト券を買うことよりも、アマゾンマスターカード以外の方の基準となる還元率が2~2.5%程度になることの方が重要です。
楽天カード、Yahoo!JAPANカードのキャンペーン
普段は還元率1.0%と、そこそこの還元率のカードであっても、キャンペーンで還元率が上昇するケースがあります。
代表的なのが楽天カード、Yahoo!JAPANカードの2つで、楽天カードは最大ポイント2倍（還元率2%）、Yahoo!JAPANカードではポイント2～3倍（還元率2~3%）になるキャンペーンを実施しています。
楽天カードの「街での利用で最大2倍キャンペーン」では、楽天市場のお買い物金額が条件となりますが、2017年に入ってからは毎月対象期間となる時期が存在しています。
Yahoo!JAPANカードの「どこでも3倍キャンペーン」等では、ほとんど例外はなく、キャンペーンへのエントリーさえ忘れなければ、Yahoo!関連のサイト以外のどこで利用してもポイントが2倍、3倍となります。
この時期にAmazonギフトを購入すれば、還元率2~3%の状態でAmazonギフトを入手できるので、カード会社のキャンペーンが終了後も高い還元率でのお買い物が可能となります。
またau walletへのチャージなどを活用すれば0.5%ほどの還元率UPも可能な場合もあるので、上記キャンペーンとともに活用するとさらにお得になります。
Amazonマスターカードと同じようにお得に使えるカードは、楽天カードやYahoo!カードのキャンペーン時に限られますが、他にも還元率の良いカードを使いたい場合には、以下の記事を参考にしてください。
現金やEdy払いで2.5%還元も
Amazonギフト券のチャージタイプや電子マネーを活用することで最大2.5%還元が実現可能です。
Amazonギフト券のチャージタイプ（amazonチャージ）では、「コンビニ・ATM・ネットバンキング払い」のいずれかの方法で支払うことによって、最大で2.5%還元を受けることが可能です。
| 1回のチャージ額 | 通常会員 | プライム会員 |
|---|---|---|
| 5000～19999円 | 0.5% | 1.0% |
| 20000～39999円 | 1.0% | 1.5% |
| 40000~89999円 | 1.5% | 2.0% |
| 90000円以上 | 2.0% | 2.5% |
最大の2.5%還元とするには、アマゾンプライム会員かつ9万円以上の一括チャージが必要になりますが、現金払いでも2.5%還元を受けられるのは大きなメリットではないでしょうか。
アマゾンプライム会員に関しては、アマゾンユーザーであれば大きな障壁にはならないと思うので、できる限りまとめてチャージして使うことで節約につながります。
一方で、電子マネーでの支払いはポイント還元の対象とななりませんが、毎月定期的に開催されるキャンペーンにて楽天ポイントを交換した楽天Edyを利用すれば、楽天ポイントとして消費する場合と比較して実質2.5%還元とみなすことができます。
以前は交換時に3%のボーナスであったため、利用時の還元率0.5%と合計で3.5%還元になっていたのですが、2017年7月の交換時のボーナスは2%となっていたため、合計で2.5%となっています。
nanaco払い活用チャージで3.5%還元に
先ほどのAmazonギフト券のチャージタイプ（amazonチャージ）も活用する方法になりますが、コンビニ払いでnanacoで代金を支払うことで、還元率が1%アップし、合計3.5%還元も期待できます。
コンビニ払いの還元率は、Amazonプライム会員かつ9万円以上を一括でチャージする場合に2.5%還元に達します。
さらにコンビニ払い分の支払いを、Yahoo!JAPANカードなどのクレジットカードチャージしたnanacoで支払うことにより、クレジットチャージ時の還元率分お得になります。
通常時はリクルートカードの1.2%還元、Yahoo!JAPANカード、楽天カードの1.0%還元が支払いに組み込んで利用するカードの候補となり、合計で3.5～3.7%還元が期待できます。
クレジットカードより若干お得になる程度にはなりますが、10万円近くの買い物をすれば1000円ほどの節約効果があるので、手間に見合った効果は有ります。
チャージ方法などは以下の記事を参照してください。
ヤフオクでの入手
時期によっても変動しますが、安いと額面の95%前後、高くても98%ほどであれば常時入手可能なことがほとんどです。
安く買いたい場合、狙い目は95%前後で出品されているギフト券になるかと思います。
Yahoo!かんたん決済ではクレジットカード決済ができませんが、ジャパンネット銀行払いなど、支払代金に対してポイントが獲得できる支払い方法もあり、追加で1~2%ほどは安く入手することができます。
クレジットカードを活用してAmazonから発行してもらうことに比べ、安く買えることは魅力ではありますが、出品される理由については推測する必要があります。
かんたん決済利用時は代金支払い管理サービスを利用することになるので、商品未着での詐欺は防止することができますが、安心できるのは評価の良い出品者が出品する台紙付きのものに限られます。
Eメールタイプやコードのみで出品されているものもありますが、出どころは疑ってかかるくらいでちょうど良いと思います。
Eメールタイプはクレジットカードの現金化の可能性もあり、またその他のタイプも詐欺などで不正入手された可能性も高くなるので、最終的にアカウントの停止やギフト券募集のリスクがついてまといます。
ギフト券のみ出品しており、かんたん決済のみ支払い方法として設定している出品者の場合は、住所や名前などが虚偽の可能性が有ります。。。
買ったその日に全額利用してしまう場合には、リスクも軽減できるかもしれませんが、適切な入手手段ではないので、安くても手を出すことはお勧めしません。
ギフト券売買サイトでの入手
Amaten等に代表されるAmazonギフト券などの売買サイトを利用することで、ヤフオクと同じように安価に入手できる可能性があります。
例えばAmatenの場合だと、93%～95%ほどがここ最近の取引相場になっています。
こちらは完全に匿名での取引となるため、お取引中に取引相手の情報が開示されることは原則としてありません。
手数料もヤフオクの8.64%と比較して1~3%前後と安価に設定されており、出品者側も少々安く売っても手取りの金額も高めることが可能ですが、匿名で取引できることによりシステムが悪用されている面も存在します。
中には数万回の取引実績がある出品者も存在するようですが、身元が不明なため、怪しさを感じるのが個人的な印象です。
企業のキャンペーンで余ったアマゾンギフトが出品されるなど、大量に換金利用されることも不思議ではありませんが、身元が分からない以上、ネット詐欺の支払い方法として利用されたAmazonギフト券の換金先として大量に出品されているのではないかと疑った方が無難だと思われます。
こちらもヤフオクと同じく安価にAmazonギフトを入手できる可能性はありますが、それ相応のリスクはついて回るので注意が必要になります。
Amazonギフト券入手法まとめ
Amazonを安価に入手する方法を表に整理します。
| リスクなし | リスクあり |
|---|---|
| ・Amazonでの直接購入 クレジットカード：【97.5%】 電子マネー：【97.5%：Edy利用時】 コンビニ払い：【96.5%：nanaco払い】 |
・ヤフオクでの中古購入 【93~95%前後：銀行振込等】 ・ギフト券売買サイトでの中古購入 【93~95%前後：銀行振込】 |
リスクを取れば額面の93%ほどの値段で入手可能で、Amazonの買い物がほぼ全品7%オフとなってお得にはなりますが、安さの反面、アカウント停止やギフト券の残高没収の可能性もあるため、是非ともAmazonから9万円以上の一括チャージかつnanaco払いで3.5%お得に入手する方法をお勧めします。
