Apple Payが登場によりSuicaがiPhone7・年会費無料で使えることが大きく話題となりました。
クレジットカードのオートチャージ機能が便利なのがビューカードで、自身はオートチャージ設定済みのビックカメラSuicaカードを財布に忍ばせて利用しています。
VISA版ビューカード(ビックカメラSuica)をiPhone7・Apple Payで利用するための方法を確認したので紹介します。
VISA版ビューカードとJCB版の違い
同じカードでもVISA版とJCB版でApple Payの対応非対応が分かれておりややこしくなっています。
違いを表にまとめます。(2017/3/1現在)
QuickPay登録 | ApplePayチャージ (webでの支払い) |
オートチャージ | |
---|---|---|---|
VISAブランド | 可能 | 不可 | 可能 |
JCBブランド | 可能 | 可能 | 可能 |
VISA版カードでも、ApplePayでのSuicaチャージには対応していませんが、その他の項目はJCBブランドと同じように利用可能です。
Apple PayでのSuicaチャージがVISAブランドのViewカードには対応していないため、誤解が起こっているようですが、モバイルSuicaアプリを利用することでVISA版Viewカードでも問題なくチャージをすることが可能です。
ただし、Viewカード付属のSuicaは利用できないので、新たに記名式のカードまたはSuica定期券をモバイルSuicaアプリに登録する必要があります。(Viewカードサポートへ確認済み)
いずれもSuicaへのチャージに関してはポイントが1.5%還元になるので、REXカードなど還元率の高いカードと並んでお得になります。関しては
ビューカードをSuicaチャージ設定する方法
モバイルSuicaの利用登録を行うことで、モバイルSuicaの機能でSuicaチャージ、オートチャージを行いApple Payでの支払いが利用できます。
オートチャージ機能はiPhone端末上から可能です。
Viewカード付属のSuicaはApple Payに登録できません。
1.Suicaアプリのダウンロード・会員登録
Suicaアプリ(モバイルSuica)をダウンロードし、記名式のカードまたはSuica定期券を選択して、Suicaの利用登録(会員登録)を行います。
クレジットカード情報の登録を行い会員登録完了となります。
Viewカードの場合はオートチャージ設定を行うことができます。
2.会員登録後Suicaの発行手続きを行う
チャージ金額を選びSuicaチャージ(最低1000円)を行うことで新規のSuica番号が発行され、Apple Payで支払いに利用できるSuicaとして登録されます。
複数枚の発行も可能なので、仕事用・プライベート用に使い分けたい方にも便利です。
プラスチックカードの発行は不要なので、オンライン上で手続きが完了します。
3.エクスプレス設定を行っておくと便利
「設定」⇒「WalletとApple Pay」と進み、「エクスプレスカード」の項目にて自動改札機を通過する際のカードを選択しておけば、Touch IDなしでプラスチックのカードと同じように通過できます。
普段使用するカードを選択しておくと便利です。
4.Viewカード以外でチャージする場合のお勧めカード
オートチャージ機能がない分、還元率が焦点になるかと思います。
登録可能なクレジットカードは、以下のとおり。
・ビューカード(ビュー法人カードを含む)
・VISA
・JCB
・Mastercard
・American Express
・Diners Club
・JR東海エクスプレス・カード
国内で流通しているカードのほとんどは登録可能です。
ポイントの対象外となるカードではないことを確認の上で登録しましょう。
高還元率を中心としたお勧めのカードは以下のページで紹介しています。
iPhone7の電源切れには注意
微弱電流があれば電源が入らなくてもSuicaとして利用することは可能です。
電源が完全に消耗している状態ではSuicaとして利用できないので、常に充電した状態のiPhoneか、サポートとしてのモバイルバッテリー(PCなどでの給電機能)を備えておく必要があります。
この点不安な場合は、カード式・Viewカードを使い続ける方が良いと思われます。
財布をポケットに入れている場合は、カードポケット付きのものを選ぶとおすすめです。
スマートな長財布は探すのが困難ですが、あると使いやすくて重宝します。
まとめ
いくつか注意点がありますが、VISA版Viewカードでも問題なくSuicaおよびオートチャージ機能を利用できます。
チャージの手間が省け、なおかつ1.5%の還元率となるので、Apple Pay向けにSuicaを導入する場合はViewカードの導入がおすすめです。
サブカード・メインカードどちらでも使えますが、メインカードの場合はJCBブランドでの発行を推奨します。