イオンやマックスバリューなどのイオン系列店でお買い物する際にお得なクレジットカードであるイオンカードセレクトについて、魅力的な特典を中心に紹介します。

イオンでのお買い物に特化したカード

イオン系列の申し込み可能なカードは、2017年8月現在56種類もあり、基本となるイオンカード以外にも多数の種類があります。

それぞれにイオンカードにはない特典があり、例えばコジマ×ビックカメラカード(コジマポイントカード・WAON一体型)では、コジマでのクレジットカード払い時に現金払いと同率のポイントがたまります。

イオンカードセレクトはキャッシュカード、クレジットカード(イオンカード)、電子マネー (WAON)の機能・特典が一体になったカードです。

イオンカードの特典に加えて、waonオートチャージでポイントが唯一獲得できるなど、イオンでのお買い物に特化しています。

引き落とし口座や、waonのオートチャージにはイオン銀行の利用が必須となりますが、その分メリットのあるカードになっています。

WAONのオートチャージでポイントが付与

お買い物における最大のメリットは、オートチャージでポイントが付与されることです。

ポイントが付与される条件は、イオンカードセレクトに付属しているwaonへオートチャージした場合限定となりますが、0.5%還元(200円につき1ポイント)となります。

利用時に0.5%還元となるので、利用とあわせて1.0%還元、さらにイオンカードセレクトはsmartWAONに自動的に登録され、毎月の決済額500円ごとに1ポイントが獲得でき、合計1.2%還元となります。

さらにイオン銀行(イオンカードセレクト、キャッシュ+デビット)としての特典として、毎月5日、15日、25日の「お客さまわくわくデー」にオートチャージすると、チャージ時の還元率がアップします。

6か月間の利用金額、ステージの名称、還元率を表にまとめます。

ステージ 適用なし ステージ1 ステージ2 ステージ3
利用金額 10万円未満 10万円以上 30万円以上 50万円以上
還元率 0.5% 0.75% 1.0% 1.5%

現在は半年間で10万円以上、クレジットカード決済、waonの利用を行うと、オートチャージの還元率がアップします。

利用時の還元率と合わせると、1.2%~2.2%が期待できる還元率となります。

現在は半年間が判定期間となっていますが、今後2018年4月にリニューアルが予定されており、より使いやすくなることが期待されます。

イオン銀行普通預金金利 年0.1%

イオンカードセレクトを発行することで、一緒にイオン銀行の口座開設が可能です。

イオン銀行はイオン、マックスバリュ、まいばすけっと、ミニストップ等に設置されており、お買い物ついでに手数料無料で出入金できます。

また、平日日中を中心に、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行でも出入金が無料となるなど便利に利用できます。

またイオンカードセレクトの特典で、普通預金金利が0.1%まで上昇するので、一般的な銀行の定期預金よりも金利が高くなります。

それでも金利はさほど高いわけではありませんが、普通預金で少しでも資産を増やしたい場合にはメリットがあります。

金利が0.1%なのは、楽天証券口座を開設してマネーブリッジ設定した楽天銀行くらいなので、貯蓄用の口座としても十分活用できます。

2016年からのマイナス金利・低金利の影響により、銀行の預金金利も大幅に下がり、大手メガバンクやゆうちょ銀行では年間0.001%という数字になっています。(2017年現在) 定期

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イオングループでのカード払いが1.0%還元

イオンカードセレクトの還元率は通常0.5%なのですが、全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループの対象店舗で利用すると2倍の1.0%還元となります。

ただしこのイオングループでの1.0%還元や、通常の0.5%還元は、数字だけを見ると還元率が良いカードと比較して見劣りしてしまいます。

簡単にできる節約術として効果があるのが利用者にとってお得なクレジットカードを利用することです。高還元率のクレジットカードを選べば、還元率が2%近くになるため、うまく使えば月々5万円

加えて、最近ではWAON POINTカードが登場したことにより、お客様感謝デーやありが10デーでの特典やボーナスポイントを他社のカードで代金を支払った場合でも受け取れるようになったので、イオンでのお買い物にイオンカードを利用しないほうがお得な場合が出てきました。

たとえば普段のイオンの買い物でイオンカードセレクトでのクレジットカード払いを利用してもポイント1.0%還元なのに対し、WAON POINTカード(0.5%還元)を提示して楽天カード(1.0%還元)で決済した場合、還元率は1.5%と他社のカードを利用したほうがお得なケースが存在します。

それに対して、イオンカードセレクトのメリットがあるのは株主優待券であるオーナーズカードの特典が併用可能なことであり、お買い物金額の3~7%が後日キャッシュバックされます。

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オーナーズカードの利用を考慮すると、イオンカードセレクトやwaonで支払うメリットが十分あり、イオングループでのカード払い時は、WAON POINTカードと同じく還元率が0.5%上乗せされるとも考えることができます。

毎月20日、30日のお客様感謝デー5%OFF

全国のイオン、マックスバリュでのお買い物で、イオンカードセレクトを提示して現金、waon、イオンカードセレクトでのクレジットカード払いのいずれかで支払うことにより、ほぼすべての商品でお買い物代金が5%OFFとなります。

お客様感謝デーでの5%OFF自体は、イオンカード独自の特典ではなく、waonカード、WAON POINTカード、イオンバンクカード、イオンオーナーズカードでも同様の効果を受けることができます。

イオンカードセレクトにメリットがあるのは、カード決済+オーナーズカードの2重で還元を受けられること(イオンカード全般の特典)や、waonのチャージ~利用までの還元率がオートチャージの際にポイントが付与される関係で1.2%以上が期待できる点(イオンカードセレクト独自の特典)となります。

毎月15日 G.G感謝デーで5%OFF

55歳以上のお客様を対象にしたG.G感謝デーでも毎月5%OFFになります。
(G.Gはグランドジェネレーション)

こちらは先ほどのお客様感謝デーの5%OFFとは異なり、対象カードは以下の通りとなります。

G.G WAON、ゆうゆうワオン、各種イオンカードでの支払い(55歳以上の会員本人または家族カードでの支払い)が対象となります。

55歳以上の利用者は、毎月3回5%OFFで買い物できるチャンスがあることに加え、15日はオートチャージでのポイントがお得になる「お客さまわくわくデー」の対象にもなっているため、毎月の中で最もお得に買い物ができる可能性のある日となっています。

イオン銀行での公共料金振替・給料受取でお得に

イオンカードセレクトを発行している状態で、イオン銀行を利用すると、イオン銀行単独での特典に加えて、以下のメリットがあります。

・公共料金の口座振替での支払い1件につき毎月5WAONポイント

・給料受取で毎月10WAONポイント

加えて、イオン銀行ポイントクラブ独自の特典があるので、楽天銀行などのようにポイントをザクザク貯めることが可能です。

イオン・マックスバリュをメインにお買い物する方にとっては、手数料無料で利用でき、かつポイントも獲得できることになるので、メリットがあります。

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ときめきクラブ優待加盟店や優待施設の利用がお得

イオンカードにも独自の優待が存在します。

特定のお店で利用したり、サイト経由でポイントが追加で獲得できたりといったメリットがあります。

中でも知名度が高いと思われるのが、イオンシネマでの利用で、会員+同伴者の2名まで書く300円引きとなりお得に利用できます。

優待施設では大幅な割引ではないものの、富士急ハイランド、鴨川シ―ワールド、東京サマーランド等で入場料が割引なるなどお得な特典があります。

そのほかにも以下のようなケースでカード利用のメリットがあります。

・ときめきポイントTOWNで還元率UP
・ショッピングセーフティ保険
・カード盗難保険
・イオンワールドデスク
・イオンゴールドカードの無料発行(空港ラウンジなど利用可)

メインは普段の食品などのお買い物に、オーナーズカードの効力を組み合わせることができる点にありますが、+αで利用できる特典があれば上手に活用しましょう。

イオンカードセレクトまとめ

イオンカードセレクトがお得なのは、イオンやマックスバリュでの利用にイオンオーナーズカードを組み合わせて利用し、還元率を高められる点にあります。

他にもイオン銀行の手数料が無料になったり、+αで特典でお得になるケースがあるので、普段からイオンやマックスバリュなどでお買物する機会がある方は発行してみてはいかがでしょうか。