2016/10/3 facebookがフリマ機能の「Marketplace」の提供を開始すると発表がありました！

対象地域は米、英、オーストラリア、ニュージーランドの18歳以上に限定して提供されるそう。

欲しいものを見つけたら出品者とダイレクトメッセージでやりとりする形式になり、決済、発送サービスは提供されないとのことなので、暫定ではメルカリ関連のアッテやジモティ―といったサイトに似たサービスのような印象です。

かつて日本で大手といえばLINE MALLが撤退しています。

現在は独走するメルカリを筆頭に乱立状態になっていますが、ここにFacebookの「マーケットプレイス」が割り込んでくると面白いですね！

ポイントは「匿名性」になるのではと個人的には思っています。

現在の大手フリマアプリなんかは匿名発送サービスまで提供するほど匿名性にこだわっていたりするので、犯罪やそれに近い行為も起こっていたり、マナーの悪い行為も防ぎようない部分は少なからずあります。

個人的には利用者のマナーが悪い方も多く、安心安全な取引の場が提供されていても「積極的に利用したい」とは全く思えない状況です。

一方でSNS機能にメルカリのようなフリマアプリを搭載するとどうでしょうか？

もちろん友人・知人が多く登録されているとプライバシーの関係などから「変なものは売れない」という考えが働くので、良い方向にも悪い方向にも働きそうです。
考えた良い点・悪い点をまとめてみました！

＜良い点・期待する点＞
・facebookの友人限定でのC to C取引ができる可能性がある（トラブルが発生しにくい）
・近くに住んでいる方とも安心して取引しやすい
・偽物による詐欺等の被害・トラブルに合う可能性が低くなる（人間関係を崩すような行為が行いにくいため）

最後の部分は、個人的にwish scopeという決済機能の無いアプリで詐欺（正確には債務不履行未遂）被害にあった際、facebook経由で連絡が取れて解決したことがあったからです。

商品の取引でトラブルにあった際も、連絡がつかなくなってトンズラされる場合があったとしても、最終的にfacebook経由で連絡が取れるだけで安心度合いが違ってきます！

＜悪い点＞
・私生活への過度な詮索、ストーカー行為が起こる可能性がある
・商品によってはfacebook上で販売しにくい場合がある（友人からのプレゼント等）

といったところでしょうか？

日本でフリマアプリが流行っている理由の1つは「匿名性」の部分だと思うので、メルカリ等とは違う立場で上陸するとなると面白いと思います！

どちらかというと、facebookにメルカリに代表される決済機能を持たせる方が、よりリアルのお店の様な感じになるので、これからどんなサービスが提供されるか、日本に上陸するかしないかも含めて楽しみです。

またアメリカに進出しているメルカリとどちらが今後使われていくかも注目です！