LINEモバイルのサービスが開始されて8カ月ほどたちますが、保有していた格安SIM2回線(BIC SIM、楽天モバイル)の見直しに伴い、LINEモバイルのデータ通信+SMS回線(LINEフリープラン)を1回線契約することになりました。

見直しのきっかけや、LINEモバイルを選んだポイント、申込方法を解説します。

格安SIMの紹介方針と選ぶ際のポイント

格安SIMの選び方やこだわるポイントはいろいろあると思いますが、最初に当サイトでの紹介方針をまとめておきます。

サービス提供会社間のデータ通信の速度差は無視

利用者側からすれば同じ料金でも、より回線速度が速い通信会社を利用したいのはある意味当然の話だと思います。

一方で、docomo、au、softbankの三大携帯キャリアと比較して、格安SIM事業者の通信料金は最も低い水準になるため、高速通信といえどキャリア回線と速度に差があって当然と考えるのが自然です。

最も低い水準の料金しか払っていないので、通信速度が速くなくても通信ができること、三大キャリア並みとはいかないものの高速通信時においては速度の上昇が期待できることが自身が格安SIMの通信速度に期待する部分で、三大キャリア並みの快適な通信環境はおまけや混在していない時間帯が中心と考えています。

つまり、格安SIMを利用する際は速度にこだわらないので、その時その時の通信速度が遅かったとしても、格安SIMと三大キャリアの差を感じる程度です。

ゆえに、当サイトではデータ通信の速度の比較は積極的には行っておらず、プランの違い等で大幅に値段が変わらなければ、基本的には一緒という考え方をしています。

なおキャリアプランと格安SIMの料金差については以下の記事も参考にしてください。

格安SIMが最近人気で、「8000円ほどする月額料金が2000円になった!」、「半額以下で年間5万円も安くなった!」といった宣伝をしているサイトも良く見かけます。 一方で控えめな

格安SIMを選ぶ際のポイント

自身が選ぶ際に重視しているポイントは以下の3つです。

・月額料金、割引特典
・導入する目的に合っているかどうか
・特典など、他社同額プランと比較してメリットがある点

通話定額や聞き放題などのオプションは基本的に利用しないので、今回のLINEモバイルを含めて3回目の格安SIM回線契約ですが、淡々と比較して選んでいます。

月額料金は低価格のデータ通信プランを中心に各社ほとんど差がないので、実際に重視するのは割引特典やそれ以外の部分でのメリットを見るようにしています。

bic sim契約時はwi2 300の特典が、楽天モバイルの通話SIMの場合はSPUプログラムでのポイント還元にメリットを感じて契約しています。

選び方はいろいろあると思いますが、回線速度よりも実際に利用するシーンに適した部分で選ぶと良いというのが個人的な意見です。

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LINEモバイルを導入した理由とプラン説明

今回はLINEの年齢認証が行えて、キャリアスマホと同じようにLINEが使えればOKで、SMSは何かあったときの予備のためと考えて1GB+LINEアプリの通話・トークが使い放題のLINEフリープランを申し込むことに決めました。

LINEモバイル導入前後の契約内容と用途

LINEモバイルを導入前後の契約内容・用途は以下のとおりです。

<LINEモバイル契約前の回線と用途>
・キャリア契約(au)
・BIC SIM ミニマムスタートプラン(3GB・データ通信のみ)
→出先でのテザリング、サブ端末でのカーナビ利用、wi2 300サービスの利用
・楽天モバイル ベーシック 音声通話(低速プラン)
→音声通話(SNSなどに登録用)、SPUプログラムの割引用

元々メインのキャリア回線があるので、主に外出時の回線や通信環境確保といった用途に使っていました。

<LINEモバイル契約後の回線と用途>
・キャリア契約(au)→現状維持
・楽天モバイル 音声通話(3.1GBプランへ変更)
→音声通話、SPUプログラムの割引、テザリング、カーナビ利用
・LINEモバイル LINEフリープラン(1GB・データ通信+SMS:新規導入)
→LINE年齢認証用、サブサブ端末の予備回線、データ通信量の確保

今回の見直しでは、BIC SIMのwi2 300以外の役割を楽天モバイルへ集約し、新たにLINEのためにLINEモバイルを契約しました。

格安SIMのサービスを提供する会社はたくさんありますが、競争が激化している関係で、どの会社でも特に2000円以下の安価な価格帯ではほとんど横並びのプランを提供しているように感じます

自身はサブ端末用としての導入ですが、通話のほとんどがLINEで電話を受けるのみの場合にはメイン端末として利用する場合にも十分に活躍してくれますので、次項以降LINEモバイルのプランを説明していきます。

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LINEモバイルのプランとオプション

LINEモバイルのプラン、オプションについて説明します。

LINEフリープラン(1GB・月額500円~)


税抜き500円(税込み540円)から申し込める安価なプランで、LINEの利用や、wi-fiでの通信をメインに利用していて、データ通信容量が不要な場合にお勧めのプランです。

サービスタイプと月額費用は税込みで以下の3つあります。

サービスタイプ 月額費用
データSIM 540円
データ+SMS 669円
音声通話SIM 1296円

それぞれデータ通信量だけを比べた場合、料金は同じか少し高めのプランとなりますが、LINE利用時のカウントフリー機能があるため、LINEを利用する場合1GBより多く高速通信の恩恵を受けることができるので、高速通信の部分でいえば他社よりもコスパが良い場合もあります。

また先ほども説明した通りLINEの年齢認証が可能で、ID検索が利用できるために、格安SIM利用する際のネックになるLINEの利用の部分が、1000円を切る価格のSIMで解消できます。(電話は050から始まる番号の通話アプリを利用すれば形式的に対応可能)

申し込み時の注意点は、サービスを変更時にデータのみのタイプは変更できないことや、データ+SMS⇔音声通話有といった変更ができないことなので、申し込み前に使用する用途を整理してから必要なSIMを申し込みましょう。

また通話SIMでは通話定額プランがないため、通常時は30秒20円の電話代がかかります。LINEの通話機能やLINE callの利用でうまく電話代を抑えることがポイントとなります。


コミュニケーションフリープラン(3GB~10GB)


コミュニケーションフリープランは契約者の多い1000円前後の3GBプラン~容量の大きい10GBまでカバーしているプランで、データ+SMS、音声通話SIMの2種類のサービスタイプが存在します。

容量4通り(3,5,7,10GB)と合わせて8種類のプランがあります。(価格は税込み)

容量 データ+SMS 音声通話SIM
3GB 1198円 1825円
5GB 1771円 2397円
7GB 2484円 3110円
10GB 2851円 3477円

コミュニケーションフリープランではLINE、Twitter、Facebook、Instagramの計4つのSNSが使い放題となっており、登録の際のSMS認証での利用や、音声通話も含めたメイン端末用への利用向けということもあってか、データ通信のみの高容量のプランがないのが他社との違いの1つです。

料金は他社同等か若干高い程度ですが、上記4つのSNSを利用する機会が多い場合にはメリットのあるプランになっています。

こちらも通話定額はないため、メインの回線とする場合にはLINEの通話機能やLINE out等の通話機能を使いこなしが料金に影響してきます。

ミュージックプラスプラン(MUSIC + プラン)


当初ラインミュージックの利用料金もコミコミだと思っていたのですが、コミュニケーションフリープランの料金+756円でLINEミュージックの通信料に関してもカウントフリーの対象となるプランです。

LINEミュージックで曲を再生すると4,5分前後の曲で10~15MB程の通信容量が必要になります。(音質が最も高い場合)

LINEミュージックのプラン上は、高(320Kbps)、中(192Kbps)、低(64Kbps)の3つあり、よりビットレートの低い設定にして容量の節約を行うことも可能ですが、使用しているスマートフォンを外出中の音楽プレーヤーのように利用する場合、ミュージックプラスプランが効果的な場合も十分に考えられます。

料金的には1つ上の容量より高く、2つ上の容量より安い料金になるので、最初の1、2か月でのSNS通信容量のカウントフリーによる通信容量節約の効果と、LINEミュージックの利用頻度に応じて契約を検討するオプションプランのようなイメージになると思います。

これまでLINEミュージックのために、2段階以上高い容量を契約していた場合には、メリットのあるプランになると思います。

主なオプションサービス

最後になりますがLINEモバイルで提供している主なオプションサービスを紹介します。

<データ容量追加サービス(月3回まで)>
0.5GB(500円)、1GB(1000円)、3GB(3000円)の3種より選択可

<端末保障サービス>
端末保証(月額486円)・LINEモバイルで購入したもの
持込端末保証(月額540円)・契約者自身で用意した端末

LINEモバイル申し込み時に契約が必要で、年2回まで故障、水濡れ、破損が対象となり、修理回数に応じて費用を一部負担する必要ことで端末の修理・交換および貸し出しに対応してくれるというものです。。

端末保証は契約から3年間まで有効で以降は自動解約となります。

持込端末保証の場合、メーカー発売日から3年間までが自然故障の場合の対応範囲で、落下・水濡れ等の場合にはサービス解約まで利用できます。また途中で適用対象となる端末を交換することが可能なようです。

申し込み時や、適用対象端末交換時は一時的に保証が適用されない空白期間が生じるため、注意が必要です。

格安SIMでも端末に対する保証が付けられるので、破損や故障に不安がある方には適しているオプションの1つになります。

<音声通話SIM用オプション>
留守番電話、割込通話、転送電話など、他社のオプションプランとほぼ同様に対応しています。

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LINEモバイルの申し込み方法

実際にWEB上で管理人が申し込むまでの手順を紹介します。

申し込み画面とエントリーコードの入手

LINEフリープランのデータSIM(1GB・SMS無し)とそれ以外で申し込みの手順が一部異なります。

LINEフリープランのデータSIMの場合、申込方法はLINEモバイルのトップページからのみの手続きとなります。
(店頭でも取り扱っていません)

以下のバナーのリンク先から直接申し込み手続きを行います。


一方でLINEフリープランのデータSIM以外の場合、余計な日数や手間がかかり若干面倒にはなりますが、事前にエントリーパッケージをAmazonやビックカメラ・ヨドバシカメラ(通販or店舗)にて購入しておくことで、事務手数料が3240円→990円(エントリーパッケージ代分)と1/3程度になります。

ポイントの関係でビックカメラやヨドバシカメラで買う方がアマゾンよりもお得になります。

エントリーパッケージを購入する際の注意点は以下のとおりです。

1.LINEフリープランのデータSIMが対象外であること
2.購入時点でサービスタイプを決めておく必要がある
3.審査否認の場合、パッケージ代が無駄になる可能性有
4.通販での購入だと申し込みまでに時間がかかる

これらの注意点に該当しなければエントリーパッケージ経由での申し込みを、めんどくさかったり不安な点がある場合があれば、先ほどと同じように直接LINEモバイルのホームページやビックカメラ・ヨドバシカメラ店頭での契約を行えばOKです。

WEB上での申し込み手続き

LINEモバイルの案内に沿って手続きしていけばOKです。

事前に免許証などの身分証明書の画像、クレジットカード(LINE Payカード可)、メールアドレス、MNP予約番号を準備しておきましょう。

1.エントリーコードを使用して申し込み

申し込み画面よりコードを使用して申し込むを選択し、エントリーパッケージ記載の16桁のコードを入力します。

2.申し込み内容の選択

今回はSIMカードのみの申し込みのため、該当するほうを選択して次へ進みます。

3.プラン・内容の選択

プラン、容量、サービスタイプの3つを選択します。

次いでSIMサイズを選択し、必要に応じて持込端末保証を選択します。

4.お客様情報入力&本人確認書類アップロード

項目に従い契約者・利用者の情報を入力します。

次いで、メールアドレスの登録を行い、メールに記載のURLよりアクセスして免許証など本人確認書類をアップロードします。(当たり前ですが申込情報と身分証明書の情報が一致している必要があります)

5.支払い方法を入力

クレジットカードまたはLINE Payカードの情報を登録します。

利用料の1%のLINEポイントも獲得できるので、高還元率のREXカード等で払えば実質2.5%割引で利用できます。

6.ログインID・パスワード等設定→確認後申し込み完了

最後にログインに必要な情報を入力し、最終確認を経て申し込みが完了します。

自身が申し込んだ際は、夜間だったため翌日午前に承認・発送があり、あまり時間をおかずに受け取ることができました。

本人確認などの書類に不備があると手続きに時間がかかってしまうので、引っ越し等が重なる場合には住所変更手続きが終わって本人確認に必要な免許証などが準備できた段階で申し込みすると良いです。

LINEモバイルの契約まとめ

実際に管理人がLINEモバイルを選んだ理由や注意点、契約の流れを紹介しました。

格安SIMに関しては、同程度の料金体系の候補プランから、いかに利用実態に合ったものを選べるかが鍵になり、LINEモバイルの場合LINEの年齢認証やSNSカウントフリー、LINEミュージックのカウントフリー機能が選ぶ際の判断材料になります。

サブ端末にもメイン端末としても利用できる場合もあるので、検討候補に加えてみてはいかがでしょうか。

申し込みを行う場合はこちら↓↓からも可能です。