先日REXカードをはじめとしたJACCS系カードの保有者に対して、一斉にサービス内容改定(=改悪)のお知らせが届きました。
これまで業界内でも高い水準の還元率を誇っていただけに、メインカードとして利用してい場合も多く、利用者の中には次のカードを探し始めた方もいるようです。
REXカード共に存続するリーダーズカードの改悪後の還元率や、リーダーズカードからの乗り換え/併用候補となるお得なカードを紹介します。
リーダーズカードの改悪内容:還元率は1.26%へ
(画像は2017/6時点のものです)
2017/10からの改悪後の還元率を整理しておきます。
※新規入会受付は終了しています。⇒2017/9時点で申し込み再開となっています。
カード名 | Reader’s Card(JACCS系列) |
---|---|
還元率 | 1.26%(Jデポ or Gポイント) 0.75%(ANAマイレージ) |
ポイント | 付与:月額利用額1000円ごとに11ポイント (リボ払い時は14ポイント、nanaco払い時は3ポイント) 交換:Jデポ・Gポイント|3500ポイント⇒4000円分 ANAマイル|3500ポイント⇒2400ANAマイル |
年会費 | 2500円(税抜)、年間利用金額30万円以上で次年度無料 |
ブランド | VISA |
電子マネー | ・付属:なし ・ポイント付与:モバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco ※Apple PayではQUICPayとして利用可能 |
ETCカード | 発行無料(ポイント付与対象) |
特典 | ※切り替えの前のカードによって異なる |
これまでは、Amazonでのお買い物向けに使用できる、Amazon限定デポジットへ交換することで、最大1.32%の還元率となるカードでした。
良いほうのレートでの還元率の推移をみると、1.8%⇒1.32%(2015/10)⇒1.26%(2017/10~)と減少しています。
かつてはJACCSの高還元率カードの一角を担っており、REXカード、エクストリームカード、漢方スタイルクラブカードとともに注目されていましたが、2015/10の改悪で、リーダーズカード以外の還元率が1.5%になったのに対し、リーダーズカードは1.32%と還元率が下がっています。
すでにメインカードとして利用していなかった方も多いと思いますが、REXカードの改悪に合わせる形で還元率が低下となります。
REXカードの改悪に関しては以下の記事を参照してください。
唯一改善されたのは翌年度の年会費無料条件が年間50万円利用⇒30万円利用と変更になったことくらいで、頻繁にリーダーズカードを利用して支払いをしていた場合にはあまり意味のない改定です。
漢方スタイルクラブカード・エクストリームカードの切り替え先に
リーダーズカードの改悪とあわせて、同じくJACCSの発行するエクストリームカード、漢方スタイルクラブカードの切り替え先がリーダーズカードとなり、これまで3つに分かれていたカードが1つのカードに統合されます。
リーダーズカード自体の改悪は0.06%とそれほど大きくはないのですが、切替でリーダーズカードとなる場合には、1.5%⇒1.26%と、REXカードと同じ程度となる0.24%還元率が低下するので、改悪の度合いが大きくなります。
年間100万円利用しても2400円ほどの違いですが、クレジットカードでの支払いが多かった場合には、節約効果が下がってしまうので、保有カードの枚数は抑えて還元率にこだわっている場合には影響が大きくなります。
高還元率カードを4種類も発行していて、リクルートカードプラスが登場するまではJACCSカードが最強の時代もありましたが、ここにきて全滅のような勢いで、低金利による時代の流れを感じます。
リーダーズカードへ切り替わる時期は以下のようになっています。
・エクストリームカード:2017/10
・漢方スタイルクラブカード:2018/3
まだ1.5%還元の恩恵が受けられる時期はあるものの、還元率1%のカードや、1.2%のリクルートカードとも差がほとんどない状況なので、これからは高還元率のカードよりも、還元率1%前後+特典で選ぶことが重要になってきそうです。
リーダーズカードからの乗り換えにお勧めなカード
といっても、高還元率カードとしては元々高い水準にあったので、完全に用途を置き換えることは難しいかもしれませんが、1.26%以上の還元・割引を受けることができるカードの中よりお勧めなものをピックアップしました。
なお以下の紹介より幅広く検討したい場合にはこちらの記事にまとめています。
利用先で割引が受けられるなどの特典のあるカード
利用する店舗と提携して発行しているカードなど、特定の店舗、サイトで利用することでお得になるカードがいくつか存在します。
自身の保有するカードで代表的なのは以下の3つです。
・ビックカメラsuicaカード
ビックカメラの店舗でのカード決済によるポイント還元が、他のカードより2%お得になります。
(ビックカメラsuicaカード:10%、他のカード:8%)
ここにビックカメラsuicaカードの還元率1%が上乗せされるので、差し引き3%還元のような効果があります。
5万円までは電子マネーで払えばポイント還元率は落ちないので、5万円を超える買い物をする場合には特に有効です。
・イオンカード
株主優待券(オーナーズカード)の利用対象(3~8%還元)+カード決済が可能なのがイオン系列のカードのみとなります。
つまり他のカードに代わってイオンカードを利用することで、還元率が高まるとみることができます。
お客様感謝デー5%オフと組み合わせ可能でさらに節約につながります。
・SAISONカード
5,20日+αの日程で、西友、リヴィン、サニーでお買い物する際、ほとんど全品5%オフに
このように特定のカードをうまく使いこなすことで、高還元率カードで支払うときよりもお得なケースが存在します。
これは単なる一例で、他にもこういったカードはたくさんあるので、年間の利用金額が多いお店やサイトでお得になるカードがあれば、そのカードで支払うするのが一番の節約につながります。
P-one Wizカード:少しでも高い還元率を維持したい場合に
現在のところP-one Wizカードは還元率1.5%を維持してくれているので、2017/10の還元率改悪以降も、改悪発表前のJACCS系カードと同じ水準での還元が受けられます。
正式にはリボ払い専用のカードですが、支払い方法を一括払い(ずっと全額コース)に設定しておけば、余計な手数料がかからずに利用可能です。
金利がかかってくると、高還元率の意味はなくなってしまい、また知らずにリボ払いになっていて高い金利を支払っていたという事例もあるようですので、設定がまだ済んでいない場合には忘れずに行っておきましょう。
なお生損保等の各種保険料、ETCカードのご利用分等は1%オフの対象外となるので、還元率にこだわるのであればこれまで通りリーダーズカードやREXカードで支払いを行った方がお得になります。
自身も還元率にこだわる場合は原則P-one Wizカードでの決済に切り替えて、メインカードとして利用していくことを予定しています。
楽天カード:街での利用でポイント2倍を活用
楽天カードは基本が1%還元で、JACCS系のカードと比較して還元率が高いというわけではありません。
楽天市場での買い物は他のカード以上にお得になりますが、その他の場面での決済は、JACCS系の高還元率のカードを使う方がお得になります。
ただし、キャンペーンで条件が揃えば、楽天市場以外でも楽天カードを利用した方が還元率が高くなる場合があります。
例えば現在は街での利用でポイント2倍キャンペーンを開催しています。
キャンペーン対象となる条件は以下のとおり。
<ポイント倍率アップ条件>
・楽天市場等で期間中に15000円以上購入:還元率1.5%
・楽天市場等で期間中に40000円以上購入:還元率2.0%
(通常1.0%+キャンペーン特典の合計)
<キャンペーンによる獲得ポイント上限>
2000ポイント:還元率2倍の場合、20万円分の支払いまで
<キャンペーン対象>
楽天グループ(楽天市場・楽天Edy・楽天ブックス・楽天トラベル・楽天チケット・楽天ダウンロード・楽天キャッシュ・楽天ブログ・楽天GORA・楽天toto・楽天デリバリー・楽天ブロードバンド・楽天サロン・楽天マート、その他楽天グループ企業)以外でのご利用分
2017年に入ってから見かけるようになったサービスで、これまでは楽天市場での利用でポイント倍率が上がるものが多かったですが、楽天以外での利用でもポイントが2倍となれば、キャンペーンの期間中だけでも高還元率カードの代替として利用可能です。
継続しての開催は難しいと思われますが、楽天市場+開催時期限定のメインカードとしても活躍可能です。
楽天でお買い物する機会があれば、サブカードとして保有しておいても損はないと思います。
楽天カード自体の良い点は以下の記事にて紹介しています。
Yahoo!JAPANカード:どこでも2~3倍たまるキャンペーンを活用
楽天とある意味競合関係にあるのがYahoo!で、発行するYahoo!JAPANカードの基本の還元率は同じく1%です。
こちらもYahoo!ショッピングを中心に還元率がアップするお得な利用方法がありますが、注目しておきたいのが利用先に関係なくポイント還元率が2~3倍になるキャンペーンです。
過去の実績を見ると1年で4回ほど開催されており、2017年は2~6月までほとんどの日が対象になるなど、開催頻度や期間には偏りがあります。
Yahoo!ショッピング、LOHACOに関しては対象外となることも多いですが、期間中の利用であれば楽天カードのキャンペーンと同じようにどこで利用しても還元率が高くなります。
1か月または1開催当たり獲得できるポイント上限が5000~30000ポイントになるので、目安として月25~50万円の決済に対して効果があります。
こちらもYahoo!でお買い物する際には必須なカードになりますが、+αでキャンペーン中にはメインカードとして十分に使えるため、サブカードとしてでも保有しておくと、節約に役立つ場合があります。
リーダーズカードの改悪と乗換候補まとめ
リーダーズカードの還元率改悪内容や、切り替え先がリーダーズカードとなる漢方スタイルクラブ・エクストリームカードも含め、乗換候補となる使い方次第で還元率がお得になるクレジットカードをピックアップして紹介しました。
どこでも高還元率というのは今後難しくなると思われますが、使い方(利用先)やキャンペーンをうまく利用することで、今回の還元率改悪の影響を最小限にとどめることができます。
1枚で代替できるクレジットカードはありませんが、いくつか利用先でお得になるカードや、キャンペーンでのポイント還元率がアップする楽天カード、Yahoo!JAPANカードなども組みあわせて利用してみてはいかがでしょうか。