普段から楽天サービスを利用する方も多いと思いますが、過去に一度、20万円分近いポイントがアカウント停止により没収されかけたことがあります。

2018年後半ごろから楽天アカウント停止になるケースが増えてきているようですので、起こりうる3つの原因と回避策について紹介します。

ギフト券売買サイトなどでの楽天ポイントギフトカード利用

普段からお買い物マラソンでそこそこお買い物をするものの、後述の規約違反や迷惑行為を行っていないのに、突然楽天アカウントにログインできなくなることがあります。

自身が2016年2月ごろにアカウント停止(アカウントBAN)を経験したのは、アマテン(ギフト券売買サイト)で安価に入手した楽天ポイントギフトカードが原因によるものでした。
(値崩れしていたのか50000ポイント分が45000円で複数個購入できたので、今思えば非常に怪しいです。)

当時楽天ポイントは貯める派だったので、保有していたポイントは20万ポイント近くあり、原因の収集や問い合わせに必死でした。

1週間くらいアカウント停止でログインができない状態でしたが、アカウント停止解除に前後して、楽天側より不正入手された楽天ポイントギフトカードが原因であること、および該当のギフトカード番号の連絡がありました。

加えて、「不正入手したギフトカードによって獲得した楽天ポイントは没収の措置を取らせていただきました」といった内容の連絡がありましたが、偶然にも登録したポイントを消費していたことより、没収は免れる結果となりました。

不正行為に加担した・不正行為を実施したとみなされただけでなく、楽天ポイント自体が無効になってしまう可能性もあったことを知り、肝を冷やすことに。。。

当然文句を言うためにアマテンに問い合わせをしようとしましたが、2016年の2月ごろは問い合わせフォームのみでメールアドレスすら開示がなく、画像を添付できない状態で、まるで問い合わせを受け付ける意思がないような状態でした。

後日、楽天ポイントギフトについて調べると、換金・転売行為は禁止であり、不正利用(詐欺行為)が横行しているため、アカウントが停止したことは当然の結果であること、単に自身の知識不足で楽天ポイント没収の危機に陥ってしまったことに気が付いた状態でした。。。

同様の状況はAmazonギフトでも同じで、ふるさと納税の返礼品の一部・納税仲介サイトからの報酬やプレゼントなどでも獲得できるため、換金の需要や、使用に問題のないギフト券・ギフトコードも多数流通していると思われますが、こちらも詐欺などでの不正取得での報告が多数報告があります。

amaten等、コンビニ等で購入可能なギフト券(ギフトコード)をの売買を仲介するサイトが、近年増えてきているように思います。 通常、各サイトで額面分のお買い物に利用できるギフト券

今回の記事作成にあたり、久しぶりにギフト券売買サイトにアクセスすると、ギフティッシュでは30日間の返金保証が導入されていました。

最低限、購入代金が返金されるという点では安心できる部分もありますが、最終的にアカウント停止で凍結されてしまった場合、ポイントやギフト残高は補填されないものと思われます。

結局、自身の場合にはリスク(20万以上のポイント・今後のメリットを失う可能性)に対するリターン(楽天ポイントが5~10%安く手に入ること)が釣り合わないので、かれこれ3年以上使っていませんし、今後も使う予定はありません。。。

普段から使うアカウントなのであれば、そちらを使い続けられることの方がはるかにメリットがあります。

複数アカウントの所持・運用

お買い物マラソンでのお買い物は非常にお得ですが、残念ながら1アカウントで獲得できるポイントに上限があります。

楽天のお買い物マラソンはポイントがザクザク貯まることで有名で、自身もできるだけ多くの買い物を、お買い物マラソン(スーパーSALE、超ポイントバック祭等)でポイントが全商品最大10倍

そのお得さゆえに、複数のアカウントでお買い物をされる方(せどり・転売目的の方が多いようです)が存在するようですが、楽天の会員規約で一人で複数のアカウントの所持は禁止されています。

そして複数アカウントを運用する手法は様々あるようですが、せどり・転売でなくても注意してほしいのは、家族カード利用等で同じ店舗から何度も様々なアカウントから商品を購入する行為。

同一世帯から、同じ店舗で、複数のアカウントからの購入であれば、家族が別々に購入しているというよりも、中の人は同じで複数アカウントを利用していたり、複数個の商品を手に入れるため不正な指示を行っているように見られやすくなってきます。

不正利用の意図がなく家族内で複数の楽天アカウントを有する場合、常に別々のお店で購入するなど、不正を疑われやすい行動は避けることをお勧めします。

個数制限商品の複数購入やキャンセル行為

単純にお店のルールを守ってくれない利用者は利用をお断りしますといったことなので、突然身に覚えなくアカウント停止になることはありません。

例えば、個数制限商品の複数購入について説明すると、楽天ブックスでは以下のような商品があります。

ご丁寧に、「楽天会員を停止する事がある」と記載があるので、こういった商品を複数注文してしまった場合、アカウントが停止された場合の原因として、最も可能性の高い行為ということができます。

また、楽天Edy払いで注文後に支払う方法で注文したのちに未払いを繰り返すことや、受け取り拒否はもちろんのこと、注文後のキャンセルが異常に多いなど、店舗の運営を妨害するような行為が行われた場合、当該会員の利用継続がふさわしくないと判断されてもおかしくありません。

ヤフオク!などでの取引でもそうですが、支払いを行わなければ契約はいつでも都合よく解除できると考える方々にとっての普通の行為(キャンセルを当然の権利と主張する事)は、運営側からは悪質行為とみられるので、見覚えなく楽天アカウントにログインできなくなるといった事態となる可能性があります。

まとめ

楽天アカウント停止になるケースでは、間接的なものを含めた原因のほぼすべてが利用者側にあると思われます。

明らかに禁止されている行為が原因となることが多いようですが、その中でも転売された楽天ギフトカード等、無自覚に規約違反に該当する行為もあるので、規約に沿った利用の参考になればと紹介しました。

楽天のサービスは、毎年無料でもある程度のポイントを獲得できるなど、一時のメリットよりも長期にわたって使い続ける方がお得になりますので、ポイント没収を回避してお得に使い続けてみてください。