物販・ネットショップでの発送の際、どんな方法を使いますか?

取り扱う商品や、居住環境によっても大きく異なるのではないかと思います。

ヤフオクでは発送方法が指定されている場合や、5つほどからお好きなのをどうぞという方まで様々です!

今回は一般的に個人間取引の発送手段として使われている発送方法とその特徴をまとめて紹介します!

発送方法の分類と選択

紹介するにあたり補償有無、追跡番号有無によって大きく3つに分類することが可能です。

・補償有、追跡番号あり:宅急便など、

・補償無し、追跡番号有り:レターパック、クリックポストなど

・補償無し、追跡番号無し:定形外郵便、ゆうメールなど

一般的には上に行くほど、料金は高いものの早くより確実・補償有な発送になります。

大きさの関係で選択肢が宅急便に限られてしまう場合もありますが、発送方法が選べる場合にはより安い・手間の少ない等メリットのある方法を選ぶことで、売り上げアップや、作業の効率化を行うことも可能です。

逆に定形外郵便、ゆうメールなどは安いものの、未着や破損など郵送事故等お届けに対するリスクがある面もあります。

このようにどの発送方法も一長一短なので、商品(大きさ・金額・種類)や購入者の希望も踏まえて適切な方法を選択する必要があります!

必ずしも安ければいいというわけではないので、こういった観点から紹介していきます!
(配達記録等オプションサービスは除いています)

ミニレター:補償・追跡番号無し

郵便局や金券ショップに行かないと買えないので知らない方も多いのではないでしょうか。
のりつけ等の手間はありますが、サイズが合えば最安の62円でお安く発送が可能な商品です。

<基本情報>
価格:62円、全国一律
サイズ・重量制限:16.4cm × 9.2cm、厚さ1cm、25gまで

<発送に適したもの・コメント>
クオカードや図書券、金券、株主優待券、切手など軽くて小さく薄いもの

自身は以前切手シートをまとめ買いしたときに、ミニレターで発送してもらったことがあります。
商品を一番お安く発送できる方法ですが、大きさ、重量ともに最も制限のある方法でもあります。

定形郵便・定形外郵便:補償・追跡番号無し

定形郵便は一般的な手紙や、身分証のやり取り、株主優待券の発送も含めよく届くサイズです!
定形外郵便は重量別料金で120円~となっており、お安く発送する方法の第一候補です。

<基本情報(定形郵便)>
価格:82円(25gまで)~92円(50gまで)、全国一律
サイズ:23.5cm × 12cm、厚さ1cm

<基本情報(定形外郵便)>
主な価格:120円(50gまで)~1180円(4kgまで)等、全国一律

~50g ~100g ~150g ~250g ~500g ~1kg ~2kg ~4kg
120円 140円 205円 250円 400円 600円 870円 1180円

上段:重量、下段:運賃
サイズ:長辺60cm、3辺合計90cm以内
その他:発送契約で料金後納可、原則元払い、引き受け記録(+160円)

<発送に適したもの・コメント>
定形郵便は主にミニレターと同様な商品で、大きさ・重量の合わないもの向け。
もしくはミニレターをストックしていない場合の発送手段。

定形外郵便は安価な雑貨類や軽量の洋服などが多く取引されている傾向にあります。

切手などを事前に購入して、貼り付けたり支払いに使用することで送料を最大で10%前後抑えることも可能です。

一方で発送サイズに合った切手が必要なことと、ポストサイズを超える場合(厚み3㎝以上など)に郵便局へ出向かなければいけないことは使い勝手が悪い点です。

また以下の通りトラブルになるケースもあるので、サイズの制約が少なく価格が安い点はメリットですが、高額・破損しやすい商品に関しての使用を個人的には使用をあまりおすすめしません。

オークション、フリマアプリなどの出品側での取引の際、皆さんはどんな方法で発送していますか?逆に、購入側で発送方法が選択可能な場合、どんな方法で発送されていますか? 取扱商品に合わ

ゆうメール:補償・追跡番号無し

定形外郵便と並んでよく使われる方法。本やCD等のメディアの発送に使われることが多い。
普通郵便で送る信書や印刷されてないものは発送不可。

<基本情報>
価格:180円(~150g)~610円(~3kg)、全国一律

重量 ~150g ~250g ~500g ~1kg ~2kg ~3kg
運賃 180円 215円 300円 350円 460円 610円

サイズ:3辺合計1.7m以内
その他:発送契約で集荷・料金割引可能、着払可(+21円)、引き受け記録(+160円)

<発送に適したもの・コメント>
本やカタログ、CD・DVD等のメディアの発送に適した方法。全国均一料金かつサイズの制約が小さいため、普通郵便と並ぶお安く送る方法として用いられています。

商品によっては定形外郵便よりも安く発送可能な場合が多く、着払い発送も可能なため、併用している方も多い発送方法。
軽くて大きケース付きのDVDをまとめて送る場合には特に適していると思われます。

一部透明の封筒に入れるなど中身が見える状態にして投函・持ち込みするか、窓口で中身を確認する必要があるので、発送環境によっては使い勝手が悪くなってしまうこともあります。

こちらも発送した発送しないで揉める場合もあるので、引き受け記録を付ける方法もありますが、「お安く」というメリットが薄れてしまうので、商品によってはあまりお勧めできない面もあります。

スマートレター:補償・追跡番号無し

見かける機会は少ないので知らない方も多いのではないでしょうか。
大きさは市販されているスマートレター専用の封筒(A5ファイルサイズ)に制限されているものの、オプションサービスの無い定形外郵便と同じように利用することが可能です!

<基本情報>
価格:180円、全国一律
サイズ・重量制限:25cm × 17cm、厚さ2cm、1kg以内
その他:専用封筒の事前入手が必要

<発送に適したもの・コメント>
文庫本、CD・DVD、化粧品、文房具、靴下等の雑貨類などでサイズ内に収まるもの。+信書類

申込書等のビジネス書類の送付から、インターネット上の「フリマ」、「オークション」等で取引したもののまで幅広く利用可能です!

事前にストックする必要はあるものの、郵便ポストからも発送可能で、サイズが合えば重量が1kg近く定形外で600円かかっていた商品が、180円と1/3の価格で発送可能になります。

補償・追跡番号無しのため、大きさが制限されている定形外郵便として認識しておくと良いでしょう。

クリックポスト:補償無し・追跡番号有り

2015/3のヤマト運輸、クロネコメール便の廃止に伴って誕生したサービスです!
決済用のためのクレジットカードやラベル印刷用プリンタ・インクや伝票用の用紙が必要になりますが、格安の発送方法なのに伝票番号付きのサービスとなっております。

<基本情報>
価格:164円、全国一律(封筒、ラベル用紙等が別途必要)
サイズ・重量制限:34cm × 25cm、厚さ3cm、1kg以内
その他:ラベル作成・印刷・貼り付けが必要、郵便ポストに入れば発送可能(4cmサイズのポストもあるので厚みが3cmで作成されているポスト限定)

<発送に適したもの・コメント>
文庫本、CD・DVD、化粧品、文房具、靴下等の雑貨類などでサイズ内に収まるもの。現金や信書は不可

封筒や印字の手間などを除けばスマートレターと同じように使用可能な発送手段。
追跡可能という点では、定形外、ゆうメール、スマートレターより優れている場合もあります。

サイズは制限されるものの、小物類の発送にも便利で、自身はスマートフォンアクセサリー類の発送に使用しています。

サイズが合いポストに投函できれば発送可能なので、個人的に「フリマ」、「オークション」等でお勧めの発送方法です。

一方で破損補償がないため、破損無くお届けできる商品や、サイズ内できちんと必要な梱包ができる商品に限っての利用にとどめておくとよいと思います。

うまく梱包すればスマートフォン(本体+付属品程度)の発送にも利用できる場合もあります!

使い方や利用実績などは以下の記事にて紹介しています!

全国一律164円で追跡番号付きの格安の発送方法として、自身はオークションなどのお取引で使用する機会が多く、金券類を送る際の定形郵便以外の格安での発送サービスはすべてクリックポストに

ゆうパケット:補償無し・追跡番号有り

小さな荷物を安く早く送る追跡番号付きのサービスで、2016/9までは事業者との契約専用で提供されていたが、サービスの拡大・同類のポスパケットの統合・廃止に伴い一般向けにも提供されるようになりました!
基本的に差出時の翌日~翌々日にはお届けと、ゆうぱっく並みの提供スピードを誇るサービスになっています。

<基本情報>
価格:250円(~1cm)、300円(~2cm)、350円(~3cm)、全国一律
サイズ・重量制限:3辺合計60㎝以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、1kg以内
その他:専用あて名シールの入手が必要な場合有、発送契約での集荷、料金後納、着払い可(+21円)

<発送に適したもの・コメント>
文庫本、CD・DVD、化粧品、文房具、靴下等の雑貨類などでサイズ内に収まるもの。現金や信書は不可

イメージは速達版クリックポストのような印象を受けました。

クリックポストでも多くの場所は差出時の翌日~翌々日には到着するので、主な用途は発送契約して
集荷発送で利用する場合や、着払いで安価に商品を発送・返送する際に利用するのに適しているイメージです。

クリックポスト・東京都内発の場合、関東地方や大阪府・愛知県など一部の都府県には引き受け日の翌日に、遠方でも鳥取県、広島県や、宮崎県、北海道なども引き受け日の2~3日で到着する場合もあるので、個人的には差出時の翌日~翌々日着が大きなメリットにはならないと考えています。

レターパック:補償無し・追跡番号有り

全国均一料金で追跡番号付きの広く利用されているサービスで、厚みと配達形式によってレターパックライトとレターパックプラスの2種類有ります。
基本的に差出時の翌日~翌々日にはお届けと、ゆうぱっく並みの提供スピードを誇るサービスになっています。

<基本情報>
価格:360円(レターパックライト:青色)、510円(レターパックプラス)、全国一律
サイズ・重量制限:34cm × 24.8cm、厚さ3cm以内(ライト) / 厚み制限無し(4~5cm前後目安・プラス)、4kg以内
その他:レターパックプラスの場合のみ対面配達、集荷発送可能

<発送に適したもの・コメント>
文庫本、CD・DVD、化粧品、文房具、靴下等の雑貨類などでサイズ内に収まるもの。
加えて、企業での信書の発送にも利用されることが多い商品です。(現金不可)

封筒に入るサイズであれば、4kg近い商品を最安の価格で発送できる場合もあり、またサイズも厚み4cmまでとちょっとしたものやプレゼントまでと幅広く使える全国一律料金のサービスのため、広く利用されています。

専用封筒のストックが必要な場合があるものの、サイズが3㎝以内であればポスト投函で発送できるところも便利な点です。

レターパックライトは重量の点を除いて、クリックポストやゆうパケットでカバー可能であり、レターパックプラスも場合によっては宅急便コンパクト等のほうが安く発送できる場合があるため、発送方法を上手に使い分けることで送料を節約することが可能です!

ネコポス:補償・追跡番号有り

ヤマト運輸版ゆうパケットのようなサービスで、小さな荷物を、自宅のポストに投函してくれます。
宅急便レベルの翌日配達のスピード配送で、3000円までの補償と追跡番号があります。
元々は契約が必要なサービス(上限378円)ですがフリマアプリやヤフオク!のシステム上から申込することで利用可能なサービスとなっています。
<基本情報>
価格:190円~378円(発送契約上限価格)、全国一律

利用元 メルカリ ヤフオク ラクマ フリル 発送契約
運賃 195円 205円 190円 210円 上限378円

サイズ・重量制限:31.2cm × 22.8cm、厚さ2.5cm以内、1kg以内
その他:フリマアプリ利用時は集荷発送不可

<発送に適したもの・コメント>
ゆうパケット、クリックポストなどで発送可能な商品が同じように発送可能です。

上記のサービスと比較して上限サイズは小さくなるものの、安価かつ3000円までの補償付きのサービスとなっています。

フリマアプリやヤフオク利用時は店頭で支払いが不要で便利に利用することが可能です!

宅急便コンパクト:補償・追跡番号有り

宅急便でも、スマートフォンや携帯ゲーム機などといった小型の精密機械等を発送するのに便利なサービスで、補償上限は3万円までとなりますが、通常の宅急便と比較して安価に発送することが可能です。

発送する際は別途専用資材(専用BOX or 薄型専用BOX:65円)が必要になります。

<基本情報>
価格:地域別送料、フリマアプリ限定での均一配送サービス有(後述)
サイズ・重量制限:専用BOX 縦25cm × 横20cm × 厚さ5cm / 専用薄型BOX 縦24.8cm × 横34cm、重量制限無し
その他:持ち込み等での割引あり、集荷発送・着払い可、時間・日付指定可能

<発送に適したもの・コメント>
スマートフォンや携帯ゲーム機などといった小型の精密機械、レターパックプラスで発送可能な信書以外の商品。

割引サービスやフリマアプリの均一配送サービスを利用することで、安価に発送することが可能です。

場合によってはレターパックプラスよりも安価に発送することが可能なので、メインの発送方法の1つとしてご利用いただけます。

フリマアプリの均一配送サービス

メルカリ(らくらくメルカリ便)、ラクマ(ラクマ定額パック)、フリル(フリル定額パック)共に全国一律380円+箱代65円
送料が最大の沖縄⇔北海道で定価1188円なので、最大1/3程度の金額で利用可能とお得な料金になっています。

フリマアプリの場合、相手が郵便での配達を希望する以外には宅急便コンパクトでの発送の方がレターパックプラスより安価・安心かつ便利です!

地域別送料:メンバーズ割、ヤフネコパック

関東からの発送の場合にて比較してみたいと思います。

発送地域 関東 信越
中部 北陸
南東北
関西
北東北
中国 四国 九州
北海道
沖縄
定価 594円 648円 702円 756円 810円 864円
持込割 494円 548円 602円 656円 710円 764円
最大割引 354円 401円 446円 493円 538円 584円
ヤフネコ 416円 486円 540円 594円 648円 702円

※青字の地域・発送方法は箱代込みでレターパックプラスより安価に発送可能な地域です。
※最大割引は持ち込み割り、デジタル割、メンバーズ割BIGを併用した金額です。

レターパックプラスと比較して数百円程度の金額差で補償有の発送方法となるので、レターパックプラスとともに提案できる発送方法です。

個人的には格安の発送サービスとしてのクリックポストと宅急便とのちょうど間をカバーする方法として採用しています。

箱を事前にストックする必要があるのはデメリットになる場合もあります。

ヤマト運輸宅急便:補償・追跡番号有り

ゆうぱっく、佐川急便とともに普及しているサービスになっています。
個人的には営業所の近さなども踏まえて、総合的に判断して利用させていただいております。

<基本情報>
価格:756円~3996円、サイズ・地域別送料(関東発の場合)
サイズ・重量制限:3辺160cm以内、25kg以内
その他:集荷発送、着払い可能

<発送に適したもの・コメント>
テレビ、パソコンなど大型or高価な家電類、容量や重量のある商品、割れ物など取り扱いによっては破損の恐れのある商品に最適な発送方法。

個人間取引などでの発送経験がない人は第一候補に挙がってくるサービスになるのではないかと思います。

メルカリ専用のらくらくメルカリ便や、ヤフオク専用のヤフネコパックも存在します。

宅急便の送料比較

定価、メンバー:持ち込み+メンバーズ割BIGでの最安価格、ヤフネコパック、らくらくメルカリ便の4つを比較します。

なお発送元は関東、サイズは最小の60サイズと残りの5サイズの中間の120サイズの2つを取り上げます。ヤフネコパックの場合は持ち込み発送限定のサービスになります。

・60サイズ(3辺合計60cm以内かつ2㎏まで)・関東発

発送地域 関東 信越
中部 北陸
南東北
関西
北東北
中国 四国 九州
北海道
沖縄
定価 756円 864円 972円 1080円 1188円 1296円
メンバー 543円 634円 726円 818円 910円 1002円
メルカリ 全国一律:600円、集荷時+30円/個
ヤフネコ 486-594円 594-691円 799円 1004円 1112円

※ヤフネコパックの関東宛ては484円、北東北宛ては594円

・120サイズ(3辺合計120cm以内かつ15㎏まで)・関東発

発送地域 関東 信越
中部 北陸
南東北
関西
北東北
中国 四国 九州
北海道
沖縄
定価 1404円 1512円 1620円 1728円 1836円 2916円
メンバー 1093円 1185円 1277円 1369円 1461円 2379円
メルカリ 全国一律:1000円、集荷時+30円/個
ヤフネコ 1210円 1210-1307円 1415円 1620円 1728円

※ヤフネコパックの北東北宛ては1210円

メルカリで発送する場合は原則メルカリ便を利用した方がお得なプランになっています!

一方でヤフオクの場合やヤフネコパックを利用する場合に関しては、メンバーズ割引を利用する場合が最安値となることが多いです。ヤフネコパックのほうが安くても、メンバーズカード利用時の際の付与ポイントで差が埋まるため、実質的には沖縄へ発送する場合を除いてメンバーズカード利用時のほうが安くなる場合があります。

メンバーズカードBIG利用時は一度に5万円のチャージが必要になるため、実践しにくいという面もあります。

そういった場合には、持ち込みは必要ですがはこBOONを利用するという方法もあります。

はこBOON mini:補償・追跡番号有り

ファミリーマート間での輸送となり時間もかかりますが、安価に発送可能な手段の一つです。
到着までの日数が遅いこともあって、安いこと以外はあまり良い評判を聞かないサービスです。

<基本情報>
価格:500円~1000円、地域別送料
サイズ・重量制限:35cm × 45cm(専用袋) 、10kg以内
その他:こわれものおよび食品類の発送禁止

<発送に適したもの・コメント>
洋服類や、60サイズで収まらないサイズのぬいぐるみ、古銭などの重量物。
旅行先で増えた荷物を運ぶために、着替えを詰めて送るという方法もあるようです。

重めの商品をワンコインから発送可能なのが魅力ですが、沖縄が発着に関係する場合を除き、到着まで発送日の4日~9日後と時間がかかるのはあまりお勧めはできない点でもあります。

急いでない商品を送る場合には適した面もあるので、状況によって使い分けるとよいと思います。

はこBOON:補償・追跡番号有り

サイズによらず、重量と地域で料金が決まるサービスで、ヤマト運輸が配達を行います。
持ち込みは必要なものの、軽くてかさばる荷物や、メンバーズ割を利用しない人でも持ち込み割り+αの割引きを受けられる場合もあります。

<基本情報>
価格:494円~2140円、地域・重量別送料(東京都発)
サイズ・重量制限:3辺合計160cm以内、25kg以内
その他:ファミリーマートへの持ち込み限定
※料金比較はゆうパックまとめて行います。

<発送に適したもの・コメント>
軽くて大きな商品。宅急便と同じ重量区分で発送可能な場合は、宅急便の割引サービスのようにも活用可能です。

大きさの制限が3辺合計160cm以内のみなので、段ボールのサイズを気にせずに利用可能。
軽くて大きいものや、バット、ゴルフクラブ、長傘といった軽く細長い商品の発送に向いています!

また沖縄県のへの発送が安価に行える点も便利なところです。

一方で大きく重い商品でもファミリーマートへの持ち込みが必要になりますので、環境によっては発送に不向き困難な場合もあります。

ゆうパック:補償・追跡番号有り

全国の郵便局から発送可能なため、多くの方がご利用している発送方法です。
24時間営業の配達担当局が近くにある場合にはとりわけ便利な発送方法です!

<基本情報>
価格:690円~2710円、地域・重量別送料(東京都発)
サイズ・重量制限:3辺合計170cm以内、30kg以内
その他:集荷発送、着払い可能

<発送に適したもの・コメント>
ヤマト宅急便で発送可能な商品。加えて、3辺合計170cm近い商品や、30kg近い商品。

持ち込み割引での120円引きや切手払いなどによって割引を受けることが可能。

はこBOONおよびゆうパックの料金比較

こちらもヤマト宅急便と同じように60サイズ(~2kg)、120サイズ(15kg)の2パターン紹介いたします!
※はこBOONはサイズが3辺合計160cm以内の料金として表示します。

・60サイズ(3辺合計60cm以内かつ2㎏まで)・関東(東京)発

発送地 都内  関東 信越
中部 北陸
東北
 関西  中国 四国  北海道  九州  沖縄
はこBOON 494円 597円 701円 803円 906円 1008円 1112円
ゆうパック 690円 740円 840円 970円 1070円 1170円 1290円
持込割 570円 620円 720円 850円 950円 1050円 1170円

・120サイズ(3辺合計120cm以内かつ15㎏まで)・関東(東京)発

発送地 都内  関東 信越
中部 北陸
東北
 関西  中国 四国  北海道  九州  沖縄
はこBOON 1112円 1214円 1317円 1421円 1523円 1626円 1728円
ゆうパック 1340円 1400円 1500円 1610円 1720円 1820円 1940円
持込割 1220円 1280円 1380円 1490円 1600円 1700円 1820円

ゆうパックの場合持ち込み割りを考慮しても、はこBOONよりは若干高いという結果になりました!

集荷契約や、持ち込み割り+切手払いを行えば、はこBOONと同等か若干安く発送することも可能です。

佐川急便:補償・追跡番号有り

正式には飛脚宅配便で全国の佐川急便営業所や集荷にて発送可能です。
ヤマト運輸、ゆうパックと並んで利用されている方法ですが、比較的評判が悪いという意見も見受けられます。
ヤマト運輸、ゆうパックとは料金体系・サイズ区分が異なるようです。

<基本情報>
価格:756円~2268円、地域・重量別送料(東京都発)、離島は中継料有
サイズ・重量制限:3辺合計160cm以内、30kg以内
その他:集荷発送、着払い可能

<発送に適したもの・コメント>
ヤマト宅急便で発送可能な商品。加えて、合計30kg近い商品も発送可能。

持ち込み割引での100円引きが可能。

大きな商品は飛脚ラージサイズ宅配便として3辺合計260cmまで発送可能。

個人的には発送契約を前提としたサービスと考えておりますので、比較対象としては除外します。
料金定価を見ると区切りは異なるものの、ヤマト運輸とほぼ同じような区分になっています。

その他の発送方法(エコファ・メルアド)

届くまでに日数がかかるサービスのため評判はあまり良くないものが多いですが、全国均一料金で発送可能なサービスがあります。

・エコファ宅配便:沖縄・離島以外の発着限定、980円、3辺合計160cm以内、30kg以内

・メルアド宅配便:1100円、3辺合計160cm以内、20kg以内
メールアドレスやSNS上(LINE や twitter等)のみで発送可能なサービス
配達日数ははこBOON miniのようなイメージで、時間がかかるサービスとなっております。

着払い可能な発送方法まとめ

以上の方法より、着払いおよび着払いと同じように発送可能な方法をまとめました。
詳細は以下のページにまとめています!

通販・ネットショッピングで商品に不備があったり、誤配送した場合に返品・返金・交換対応を受ける場合に、商品を着払いで返送することは多いと思います。 基本的にはヤマト運輸宅急便または

まとめ・送料比較

最後に調査内容をもとに、発送する商品に合わせた発送方法を具体例とともに比較します!

重さ70g程、厚み1cm以内のCDや冊子

全国一律料金で発送できるサービスをまとめてみました。

定形外 クリックポスト ゆうメール スマートレター ネコポス ゆうパケット
追跡番号 × × ×
補償 × × × × ×
送料 140円 164円 180円 180円 190-378円 250円

大きな価格差はないので、追跡番号の有無や発送までにかかる時間も考慮して決定すると良いと思います。

重さ600g、厚さ2.1cm程のA5サイズ本

14.8cm × 21cmで梱包時の厚みが2.5cmちょうどの場合を考えます。

定形外 クリックポスト ゆうメール スマートレター ネコポス ゆうパケット
追跡番号 × × ×
補償 × × × × ×
送料 600円 164円 350円 対象外 190-378円 350円

先ほどのCDサイズの場合と比較して、重量の影響が生じるため、定形外やゆうメールでは料金が高くなる影響が出ています。

またサイズ制限でスマートレターが発送不可となったり、ゆうパケットの料金が高くなっています。

レターパックライトも同じく360円・追跡付きでスマートレターの代わりに利用するという方法もあります。

長さ1m超え、梱包サイズ120、400g前後のポスター

他にも、空箱など商品の体積に対して極端に軽い場合の方法としても活用可能です(ゆうメール除く)。
東京から大阪へ送付する場合で想定してみます。(送料は定価料金)

ゆうメール はこBOON メルカリ便 ヤマト運輸 ゆうパック
追跡番号 ×
補償 ×
送料 300円 701円 1000円 1512円 1500円

3辺合計90cm以上のため、定形外が利用できなくなります。

大きくて軽い印刷物は圧倒的にゆうメールに有利です。またはこBOONも同様にです。

逆に宅急便、ゆうパックは割高感があるので、お得に発送したい場合は上記の方法またはメルカリ便を使うとお得に発送可能です。

持ち込み割引やヤフネコパックなどうまく活用すればメルカリ便の料金に近づけることが可能です。

60サイズ、A4以内、重量600g前後、梱包時厚み1.2cm、タブレットPC

商品によっては3、4万円と高価な買い物になる場合もあるので宅急便での送付の場合も多いかと思われます。

東京から大阪へ送付する場合で想定してみます。(送料は定価料金)
(補償の関係上3万円以下の商品の場合でまとめています)

定形外 クリックポスト ネコポス メルカリ便 宅コン はこBOON
追跡番号 ×
補償 × × △(一部)
送料 600円 164円 190-378円 445円 713円 701円

メルカリ便、宅急便コンパクトは専用資材を含めた代金です。

安く送る場合はクリックポストが一番安くなりますが、メルカリ便を使っても数百円程度の価格差なので、補償などの関係から宅急便等で送付することが無難だと思われます。

地域によってはメンバーズカードBIG+持ち込みのほうが安くなる場合があるので、状況に応じての選択でもOKですが、さらに遠方の場合宅急便コンパクトやはこBOONでは料金が上がるため、メルカリ便のほうがよりお得に利用できることになります。

120サイズ、12kg、大型の家電や食料品

いわゆる宅急便サイズのお荷物です。
東京から大阪へ送付する場合で想定してみます。(送料は定価料金)

ヤフネコ! はこBOON メルカリ便 ヤマト運輸 ゆうパック
追跡番号
補償
送料 1307円 1317円 1000円 1512円 1500円

ヤマト運輸メンバーズ割BIG+持ち込みでも1185円なので、メルカリ利用者はメルカリを使用した方がお得になります。

発送数が多く、発送契約している場合には、そちらの方が安くなる場合もあり得ます。

まとめ

以上5ケースについて比較紹介しました!

すべての商品に対して方法に対して万能な発送方法はありませんが、補償有無や発送サービスの状況・料金に応じて組み合わせることで、便利に、安価に、お得に発送することも可能になります。

すべての発送方法に対応する必要はありませんが、出品環境や商品に合わせて、安価な発送方法+補償付きの発送方法+αという形で決定するとよいかと思います。

自身は、クリックポスト+宅急便コンパクト+ヤマト宅急便利用していますが、ゆうメール+レターパック+ゆうパックだったり、定形外+ネコポス+メルカリ便といった組み合わせもOKです!