最近、SNSやアメブロを中心に活動を報告している「起業女子・ママ起業家」が増えてきています。

お茶会といっておしゃれした衣装の女性同士で撮影した写真がUPされたり、○○セミナー募集という告知を行うのも見かけるようになりました。

自身が「起業女子・ママ起業家」という分類の方々の存在を知ったのは、Yahoo!ニュースにて配信された記事がきっかけです。

色々調べていくと、胡散臭さ、実体のなさ、悪徳なマルチ商法従事者のような気持ち悪さを感じることが多くありました。

起業女子・ママ起業家と呼ばれる方々の特徴

起業女子・ママ起業家といっても実態は様々で、中には実力を伴って稼いでいる方もいるかと思いますが、実態はあまり稼げていない方が多いようです。

また自分自身でビジネスを展開しているのであれば、積極的に女子・ママというワードを使う必要もないので、個人的にはただ単に起業家・実業家を名乗らないのか不思議でたまりません。せいぜい女性起業家位が限度だと思うのですが、わざわざ「女子・ママ」を使っている部分に不信感を感じる時もあります。

個人的に不信感を感じる「起業女子・ママ起業家」を名乗っている方の特徴を書き出してみます。

・SNS(主にFacebook)やアメブロを中心に活動
・お茶会やセミナーが頻繁に開催されている
・SNSの活動報告に参加者大勢でのおしゃれした衣装の写真
・一見すると収益を得ている事業がわかりにくい
セミナー業、コンサル・カウンセラー業、○○教室がほとんど)
・肩書が良くわからない・やたら長い
(その多くは資格や採用を伴わずに名乗れるもの)
・愛、自由な働き方、女性の自立、幸せになって輝くが主なテーマ
・Facebookにやたらと起業女子からのコメントがある
・セミナーで学んだことをやたらとシェアする
・セミナー等の費用が高額な傾向

これに加えて、参加者からは価値がない、内容が薄いといったクレームがつく場合もあるようです。

実は起業といいながら、実態は中途半端な知識を高額で売りつけて、あたかも起業して成功しているようにふるまっているセルフブランディングが上手な方々の方が多いかもしれません。

ここまで来ると、一時期話題となって消えていったネオヒルズ族・与沢翼氏や、ネットビジネス塾を運営する川島和正氏のビジネスモデルと似通っていると考える方も多いのではないでしょうか。

中身をよくよく見れば、本の内容程度の情報をぼったくり価格で販売する情報商材や、トラブルの多いセミナーのようなものも多いと思いますが、華やかな雰囲気や起業女子同士の仲間意識によって反論ができず、セミナー運営者が参加者である情報弱者からお金を搾取している構造が浮かび上がってくる。

当然セミナー業で起業している人が同様の方法で稼ぐ方法を伝授しているに過ぎないので、まっとうなビジネスを考えてい人にとっては、あまり価値が感じられずトラブルになるケースも発生しているようです。

あまりトラブルが話題に上らないのは、セミナー主催者側の情報操作、参加者の知識不足も加わり、うまく丸めこまれているだけのように思います。ネットワークビジネスでも夢の実現のために、ビジネスを学ぶために買い込みを行うように仕向けられているケースは良く聞く話ですが、起業女子セミナーでもキラキラした雰囲気や、成功体験にうまく隠されて、実はお金を落としていってもらう構造が存在するように思う。

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カモにされる落とし穴に注意!実体のないセミナー

先ほど紹介した通り、起業女子の開催するセミナーの特徴の1つに、肩書の良くわからない講師がセミナーを開催して収入を得ているというものがある。コンサルやコーチングとして募集されている場合も多くあります。

セミナーなどを通して販売したいセミナー・サービス等に関して指導するものが多いようですが、何故かこういった方の提供するサービスに限って料金が高額な印象を受けます。

たいていは実力と釣り合わない高額な費用で、キラキラしている雰囲気や、成功体験を語ることでうまくごまかし、お客さんには満足して帰ってもらうことを目標としているようにしか思えないところもあり、お客さんはセミナー主催者のカモにされてしまっているようなところもあるように感じます。

もちろん、主催者の中でも上位に位置する方は掲げた理想の生活を実現できているようです。が、そのお金の出どころはその人主催のセミナーの参加者であり、割と実入りがいいことが、第3者からはターゲットからお金を巻き上げているように見える起業セミナーが開催されいる理由のように思います。

起業女子にとらわれないセミナーでも同じことが言えるので、以前の記事も参考にしてみてください。

働き方改革の影響もあって副業に取り組む方も増えてきていますが、中には将来的な起業を考えている方も少なくないでしょう。 特にここ数年はインターネットやwebサービス、SNSのおかげ

結局のところ、セルフブランディングを行い、高額なセミナーを販売するノウハウを教えて収入を得ることが主催者の目的で、いかにターゲットである「起業を考えていて起業できていない(情報弱者の)女性」を集客できるかにかかっている。

この点が起業に関連するのであれば、お金を払って学ぶ価値はあるかもしれませんが、そもそも同じような立場の1歩・2歩手前の方をうまく引き込んで稼ぐ方法で、継続的に一般の方から収入を上げるのには難しいものがあります。

逆に、起業女子が開催するセミナーが誰を相手にどんな内容で稼いでいるかを知れば、おのずと参加すべきかどうかが判断できると思います。またアメブロ・SNSのみで集客していたり、アメブロの水増しされると言われているアクセス数を元にブログコンサルを行うと集客していることも、参加を取りやめる判断材料の1つとして活用しても良いでしょう。

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起業を考える女性支援は政府・自治体でも

こういった悪質なセミナーも増えているようですが、一方で「起業する女性」向けの支援がしっかり行われている事例もあります。

個人(事業主)または民間会社が主催するものは実態がわからないので割愛しますが、自治体・政府関連組織の支援事例として、自治体主催の起業支援セミナーと、日本政策金融公庫の創業融資で条件に優遇がある件について紹介します。

自治体の女性向け起業支援セミナー

女性の社会進出の促進を目的に、女性限定でのセミナーを自治体主催で開催する例が10年、20年前より見られます。

ただし、起業セミナーの開始された年代より現代の方が起業が資金・規模的に容易になってきているので、起業する方にとっては重要度が高まっている場合も出てきているのではないでしょうか。

女性経営者のお話が聞けたり、相談会を開催してくださっていたりと、女性向けの起業支援も充実しているように思えます。

わざわざ、高いお金を払ってセミナーを受けなくても、自治体にも支援する体制はあるので、起業する前にはこういったセミナーを活用するという手もあります。

日本政策金融公庫の創業支援

国策と連動し、政府関連の政策金融公庫が創業してもらいたい方向けに、安く開業資金を貸し出す制度があります。

日本政策金融公庫の場合、女性、若者/シニア起業家支援資金という制度があり、その適用条件は以下のとおりです。

1.女性
2.30歳未満か55歳以上

この条件に当てはまれば、創業時期の借入金の利率が低くなるのですが、女性であれば年齢に限らずにこの支援の効果を受けることができます。(もちろん審査を通ることが前提になりますが・・・)

こういった面からも女性の起業は支援されているので、起業に対する支援は行われている中で、価値のないセミナー等も存在するということになります。

まとめ

起業への敷居が下がってきていることもあり、「起業女子・ママ起業家」という立場の方も増えてきていますが、中には情報弱者からお金を巻き上げる形式の物も存在するようです。

様々なところで起業する女性を支援する取り組みは行われているので、変なセミナーにお金をつぎ込まず、やりたいこと・目標の実現に取り組んでもえらえればと思います。