Yahoo!ショッピングのセールやヤフオク!の日曜くじ、Yahoo!カード、P-one Wizカード利用などでのTポイント、ヤフオク!の売上金受け取りなどでのYahoo!マネーがたまる機会が増えてきていますが、あまりロスなく現金化したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
今回は自身が実践する方法のうち、ヤフオク!を活用するおすすめの方法を紹介します。
Tポイントの違いや利用先について
TポイントやYahoo!マネーは同じような扱いをされる場合が多いですが、厳密には利用先や有効期限が異なります。
また2019年2月現在、期間限定TポイントがPayPay残高に切り替わる予定など今後サービス内容に変更があることも予想されますが、ヤフオク!の支払いを中心とした違いについて簡単に整理します。
ポイント還元 | 利用先 | |
---|---|---|
Tポイント | Tポイント払い:0% JNB払いに利用:1% |
Tポイント加盟店 換金(JNB)、交換 ヤフオク!等での支払い |
(※期間限定) | ヤフオク!等での支払い | |
Yahoo!マネー | 1% | ヤフオク!等での支払い |
※各種キャンペーンでの期間限定Tポイントは今後PayPayとして付与が行われ、実店舗でも利用ができるようになることが計画されています。
Tポイントだけの場合も、お買い物で利用できる利用先が異なるので、通常ポイントと期間限定ポイントは過去に紹介したように扱い・利用先が異なります。
これらの性質を踏まえて換金すると、より少ないロスで交換可能な場合があります。
ヤフオク!を利用して現金化する方法
普段から現金払いの家族や友人の買い物を代行し、TポイントやYahoo!マネーを支払いで消費して商品購入、最後に現金で清算するのが一番確実な現金化の方法ではありますが、普段からそういった環境にない場合、随時自己完結で実践できる方法を知っておくと便利です。
いずれの方法も、Tポイント・Yahoo!マネーを利用して損がない商品を買い、売却することで現金を得る手法で、買う・売却の両方またはどちらか一方でヤフオク!が利用可能な方法です。
ビール類購入後の自家消費・売却
実店舗にて、Tポイントで商品を購入して、ヤフオク!・フリマアプリで売却というのが基本的な方法です。
単にTポイントで商品を購入しても、ヤフオク!で売却する場合、手数料、送料に加えて、購入時よりも若干でも安い価格で出品しないとほぼ購入されません。
Tポイントで1ポイント1円で買い物して売却しても、最終的には1ポイント0.7~0.8円といった具合で、ロスが大きく、換金率85%のジャパンネット銀行への出金時よりも損をする可能性もあります。
なので、「Tポイントで安く買えるキャンペーン」かつ「再販しても価格の落ちにくい商品」を狙えば、ロスを抑えてTポイントの現金化が可能になります。
自身が実践することがあるのは、ウェルシアで「1Tポイント1.5円」としてお買い物に利用できる毎月20日にビールを買って、それを現金に交換する方法です。
露骨な大量転売は違法行為になるので、自身の場合には近所の方に店頭価格より安く引き取ってもらったり、贈答用・自家用に飲むことがほとんどで、たまにヤフオク!やフリマアプリでに出品するといった程度です。
ネット上で売却する場合、重量の関係もあり2ケースセット、送料出品者負担にすると買い手が見つかりやすくなります。(以下の画像は入札中の商品例)
アサヒスーパードライを例に2019年2月現在の店頭価格や、ヤフオク!匿名発送での2ケースセットで出品した場合の例を紹介します。(数値は概算値のため、店頭とは異なる場合があります)
送料込8000円 | 送料込9000円 | |
---|---|---|
店頭価格 | 9300円(4650円× 2ケース) | |
実質価格(A) | 6200円(6200Tポイント分) | |
受取額(B) | 6300円 | 7200円 |
換金率(B/A) | 101.2% | 116.2% |
※説明簡略化のため、手数料10%、送料をおてがる版100サイズ・900円として計算しています。
価格と売り方にもよりますが、持ち込み発送可能でゆうパックおてがる版で発送可能な場合には、損なく換金がしやすいので、数千単位でTポイントを保有している場合には非常にお勧めです。
上記の表はメルカリの場合にはそのまま使えるので、ヤフオク!以外で売却したい場合も参考にしてください。
サンデーくじやクーポン利用で落札後に売却
ヤフオク!の場合、ここ最近頻繁にキャンペーンを開催しており、キャンペーン結果次第では数%~10・20%のポイント還元や、指定の金額まで数%~10%割引でのクーポン利用でお得にお買い物できる機会が増えてきています。
このキャンペーンを利用してのTポイントの換金を考えた場合、出品する手間や資材費用を無視すれば、障壁になるのはシステム手数料と送料部分のみとなります。
こちらもシステム手数料が10%であることを考えると、最低限ポイント10%還元、ポイント5%+5%割引または10%割引以上の条件が揃った際に落札したいところ。
一方で上述のビールのように送料の割合が比較的高い商品の場合、安売りされていない限り、10%前後のキャンペーン特典では損が出てしまうので、狙うべきは送料の比率が低めの商品になってきます。
ということである程度の価格の商品を対象に、できれば総額で5000円以上で取引される商品がターゲットになってきます。(理想はキャンペーンの上限額3万円や、クーポンの利用上限となる2万円付近のもの)
比較的見つけやすくてお勧めなのは未使用のゲームソフトで、キャンペーン効果が10%を超えるか100円でも上乗せして出品してゆうパケット・クリックポストやネコポスなどの安価な送料で取引できれば、持ち出しなく換金が可能です。
最終的に数百円程度までポイント残高を減らせれば、最後は多少割高でも切手等の金券類を買ったり、自身の場合は500円前後のうどんやソバなどの麺類をYahoo!ショッピングで買うようにしています。
金券類の落札⇒金券ショップでの買取
再現性には欠ける部分もありますが、換金性が高く実践しやすいものの1つが株主優待券(お買い物券)です。
こちらはキャンペーン対象外になるのですが、個人出品の商品でも都市部の金券ショップの買取額に近い価格で販売されている場合があります。
手放す方の手取り額は少なくなるので、わざわざヤフオク!で販売しなくても・・・と思うことがあるのですが、手放す側の事情として、近くに利用できる店舗がなく、換金できる金券ショップもないのでヤフオク!に出品しているという方が見受けられます。
お勧めはビックカメラの株主優待券で、都市部の金券ショップでは92~93%前後で買い取ってもらえる場合があります。(発行直後など有効期限が十分にある場合)
一方で落札の際にはジャパンネット銀行払いや、預金払い、Yahoo!マネー支払いを利用できれば1~2%のポイントを獲得できます。
安い場合で額面の92~95%送料無料という出品があるので、こういった商品を購入することで、ほぼ確実にTポイントを現金化できます。
次点は切手やJCBギフト券になってくるのですが、換金容易な切手は一瞬で売れてしまいますし、JCBギフト券も以下の通りロスが大きくなるので、キャンペーン等で減らして、残ったポイントを金券を買って換金するといった形で、いくつかの方法を組み合わせて換金・現金化するのがお勧めです。
まとめ
利用先がないTポイントやYahoo!マネーも、工夫次第では、商品購入後に売却を行うことで、ロスを抑えて、場合によっては若干の+収支で現金化することが可能です。
時間がない時には向かない方法ですが、ロスなく効率的に換金・現金化したい場合には実践してみてください。