普段から楽天市場での買い物や街でのお買い物に活躍している楽天カード(楽天プレミアムカード)ですが、不正利用被害未遂でのゴタゴタ&カード再発行に巻き込まれてしまいました。

経験した一連の流れを紹介します。

カード不正利用未遂発覚経緯および推測原因

発覚経緯および推測原因

ある日突然、楽天カードよりメールおよび電話にて連絡がありました。

先に着信履歴に気づいたので、発信者が楽天カードであることを確認し、電話を掛けました。

当初キャンペーンの案内かと思っていたのですが、お話を聞くと不正利用の可能性ありとのこと。

2か所の利用先でカード情報の登録、およびカード決済できなかった履歴があったため、楽天カードの不正利用検知システムが作動したとのことで、カードの利用をカード会社側で一旦停止したのちに緊急の連絡が行われていました。

利用先を聞くと、1つは楽天市場内のショップ、もう1点は自社運営のサイトでしたが、片方の楽天市場内のショップは利用したことはあるものの、かれこれ1年以上前の話で、楽天市場上の購入履歴でも確認できていないことから不正利用であることがPC前だったこともあってすぐに確認できました。

原因までは聞きそびれてしまったこともありわからずじまいでしたが、店頭で電子マネー決済も含めて一番使っているカードだったこと、ほかのカード情報が抜き取られていないこともあり、おそらくカード番号の盗み見に遭った可能性が現在までに推測した原因です。

幸いにもネット上での利用だったため、セキュリティーコード、または本人認証サービスが突破できずに被害未遂で済んだといったところだと思います。

不正利用被害時の支払債務・カード会員規約について

今回は実害はなかったのですが、不正利用されてカード決済がされていた場合の対応についても知らべてみました。

不正利用時の責任・支払債務

⇒カード会員(カード会員規約適用とのこと)

支払債務が免除される場合について

⇒楽天カード側へ連絡の上、各種届出を行って楽天カード側が認めた場合に限り、連絡を受理した日の60日前以降の支払債務が免除

支払免除の対象外となる場合

1.紛失、盗難等が会員の故意又は重大な過失によって生じた場合。
2.会員の家族、同居人、留守人その他会員の委託を受けて身の回りの世話をする者等、会員の関係者が紛失、盗難等に関与し、又は不正使用した場合。
3.戦争、地震等著しい社会秩序の混乱の際に紛失、盗難等が生じた場合。
4.本規約に違反している状況において紛失、盗難等が生じた場合。
5.紛失、盗難等が虚偽の場合。
6.会員が当社の請求する書類の提出を拒み又は提出した書類に虚偽の申請をした場合又は当社等が行う不正使用被害調査に協力しない場合。
7.暗証番号を使用するカード利用において、使用された暗証番号と登録の暗証番号との一致を確認した上で行われたカード利用について損害が生じた場合(但し、第5条第3項但し書の場合は除きます。)。

以上、楽天カード会員規約より

不正利用に気づくのに遅れて届け出が遅くなってしまった場合、カード会員が支払いを行う必要があります。

不正利用されたと嘘をつくのはもちろんNGですが、関係者等を通じて意図的に不正利用を行っている場合、楽天カード側からの被害調査に協力しない場合にも支払免除の対象にはならないようです。

なお、60日間という日数ですが、月初に利用されて末締めののち、翌27日の支払いまで気づいていないと、連絡までの期間はわずか数日となってしまいます。

普段から明細を確認してない場合、不正利用検知システムが作動しないと利用者自身で気づかなかった場合には被害に遭っても支払いが免除にならない可能性が高まるので、最低限支払額・引き落とし額は確認しておき、不正利用被害がないかは確認することも必要です。

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被害確認後~カード再発行・到着まで

カード再発行までの手続きと日数

自身の場合、被害確認が電話口で完了したので、すぐカード再発行の手続きへと移行しました。

(直近の自己利用分についても追加での確認がありました)

再審査扱いとなるようで、登録情報からの変更点がないかを確認されたのち、発行される場合には1~2週間前後でのお届けとなるとの案内が行われていました。

e-NAVI上でも一時的にご利用可能額枠が非表示になっているなど、使えなくなったことが確認できるようになっていました。

自身の場合、電話連絡の翌日には再発行のお知らせメールが届き、1週間ほどで新しいカードが手元に届きました。

楽天市場上の通常お買い物に利用するカードは、カードが再発行となってから2~3日後に自動的に新たな楽天カードへと変更されていました。

この期間買い物は行いませんでしたが、楽天市場でのお買い物であればあまり大きな影響はないものと思われます。

ちなみに、自身の場合、不正利用されたカードを一度椅子で踏みつぶしてしまい、

カード決済や月額利用料への影響について

カード決済については普段から楽天以外で利用していない場合には、停止直後に連絡・手続きを行えばあまり影響が出ずに済む場合があるようです。

一方、少々厄介なのが毎月の月額料金の支払いに楽天カードを設定しているパターンです。

自身は楽天モバイルのみでしたので支払利用カード変更であまり時間をかけずに対応できましたが、携帯キャリアの利用料金やインターネット回線の利用料など、切り替えまでに時間がかかるサービスでは、コンビニ払い等で対応する必要が出てきます。

サービスによって月末に登録中のカードに請求となったり、情報更新まで時間がかかる等様々ですので、念のため各サイトにて引き落としができなかった場合の対応について確認しておき、場合によってはサービス提供者側への確認を行っておくとよいと思います。

また本人認証サービスは、前のカードで登録済みであっても再登録が必要となるので、新しいカードでも必ず行うようにしてください。

まとめ

楽天カードにて不正利用被害未遂に遭った際の出来事について紹介しました。

不正検知システム作動により被害はありませんでしたが、再発行~カード到着まで1週間近くかかるので、支払切り替え手続きの大変さ、予備のカードやセキュリティ対策の重要性を学ぶことになりました。(Apple payやGoogle payが人気なのも納得できました)

結果、時間ロスに加えてお支払いが正常に完了できないなどの2次被害まで発生することにつながるので、不正利用被害には良いことはなく、利用者自身での自衛が重要と感じた出来事でした。