商品を安く買いたいと思って、ポイントまで考慮して価格を比較することは、ここ最近では一般的です。

ポイント5倍、10倍といったセールはよく見かけますし、中には20倍というものもあります。

一方で、一概にポイントといってもポイントの種類によっても制度が異なり、1ポイントで1円分の支払いに利用できてもそのポイント自体の価値は、現金と等価ではありません。

タイプの異なる楽天ポイントとビックポイントの2つを例に説明します。

支払に使えるポイントは現金型と値引き型の2種類

お買い物の支払いにできるポイントは値引きというのが一般的な認識だと思うのですが、細かく分類すると2種類存在します。

ポイントが付与されるためには、購入金額と支払いによるポイントが関連しています。

ビックカメラでポイント10%還元の商品をビックカメラviewカード(還元率1%)で購入した場合、トータルで11%の還元が受けられます。

楽天市場でも同じように10%還元の商品を楽天カード(還元率1+2%)で購入した場合、トータルで13%の還元が受けられます。(各種キャンペーンの影響は除外しています)

ここで、どちらも支払い方法を現金(振込)に変更すると、還元率は10%になりますが、代金全額をポイントで支払うと異なる挙動を示します。

ビックカメラはポイントが獲得できないのに対し、楽天市場では購入金額の10%(還元率10%)ポイントが獲得できます。

このことより、ここではビックポイントを値引き型、楽天ポイントを現金型として分類しています。

ここでいう値引きは、ポイント付与対象となる購入金額がポイントにより値引きされることから、現金型は現金(振込)で支払った場合と同じだけポイントが付与されることより命名しています。

ポイントの価値はどれくらい?実例をもとに計算

先ほどのように1ポイントで1円の支払いに利用できても、ポイントの獲得数が異なればそれぞれのポイントの価値は異なります。

実際に買い物することを想定し、ポイントと上記のカードで1万円分の買い物を行ったとして考えてみます。

ビックポイントの価値は1ポイント0.9円程度

ビックカメラでの一般的な商品はポイント10%還元なので、ビックカメラviewカード(還元率1%)で買うことを前提に計算します

10000円ビックポイントで購入できるのは10000円の商品です。

一方、クレジットカードで10000円分の商品を購入する場合、合計で1100円相当のお買い物ができるポイントが獲得できます。

ゆえに1ポイントの価値は10000÷11100≒0.90、つまり1万円分のポイントは約9000円相当ということになり、ポイント数からは目減りした価値となります。

がっつり獲得できたかのように見えて、実際の価値は現金換算すると1割近く目減りするのが、ビックカメラをはじめとする値引きとして扱われるポイント類の特徴です。

ただし、ポイント倍率が下がると目減りする割合も下がるので、楽天のような現金型のポイントと差がないような場合もあります。

楽天ポイントの価値は現金と等価に近い場合も

同じように楽天で購入によるポイント還元が10%の商品を、楽天カード(還元率1+2%)で購入する場合を考えます。

10000円の楽天ポイントで商品を購入すると購入額(ポイント使用額)の1/10、すなはち1000円分の楽天ポイントが獲得できます。

獲得したポイントでの商品購入を繰り返し、最終的に11110円分の商品が購入できます。

一方で楽天カードで購入した場合、1万円分の買い物に対して1300ポイント獲得できます。

ここからポイントでの商品購入を繰り返し、最終的に11440円分の商品が購入できます。

ゆえに1ポイントの価値は11110÷11440円≒0.97、つまり1万円分のポイントは約9700円相当ということになり、ビックポイントよりも1ポイントあたりの価値は高くなります。

ビックカメラの場合、ラインなどで配布される+2%還元クーポンや、キャンペーン時にチャージした楽天Edy(3.5%還元)を利用する場合、1ポイント当たりの価値が下がることになります。

楽天の場合は両方のケースがあり、キャンペーン時に楽天ポイントを楽天Edyに交換すると3.5%価値があがるケースまで考慮すると、通常ポイントに限っては現金(クレジット決済)と等価か、楽天以外での支払いでは現金以上になることもあり得るため、現金と同じようにも活用できるポイントということができます。

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楽天・ビックポイントの価値を引き上げる方法

先ほどまでポイントが目減りするとお伝えしてきましたが、ポイントをうまく使いこなすことで、価値を現金に近づけることが可能です。

楽天の場合、先ほど紹介したキャンペーン時のEdyに交換する方法のほか、楽天カード決済でポイントが1倍のままのお店で消化するという方法です。

元々現金に近い価値なので大きな影響はないですが、例えば先ほどの1ポイント0.97円のところが0.98円といった形で若干価値が上がる結果となります。

詳細は以下の記事にて解説しています。

前回の期間限定ポイントに引き続き、余ってしまった楽天ポイント(通常ポイント)に適した消化方法を紹介します! 通常ポイントと期間限定ポイントとの違い 消化方法の説明の前に、より
楽天カードは2016年末のJCSI(日本版顧客満足度指数)調査のクレジットカード部門において8年連続1位を活躍するなど、満足度の高いカードとして認識されています。 管理人自身にと

同じことがビックポイントでも実施することができ、ビックカメラでもポイント還元率が低い商品をポイントで購入することで、1ポイント当たりの価値が高まります。

実例をいくつか箇条書きにします。

<還元率1%>

iPadシリーズ
・日用品・食品類
・セール、特化品
・ビックカメラアウトレットの商品

<還元率0%>

・はがき、年賀状等
・iTunesカードなど金券類

自身はiPadを安くお得に買うために、ビックポイントをためていた時期がありました。

ポイント還元率の低い商品でうまく消化することができれば、1ポイント0.98円くらいの価値になるので、大量のポイントを効率的に利用できます。

1万円分、2万円分のポイントが貯まっている場合には、1000円、2000円の節約になるので、ついでに小物が購入できてしまいます。

使い方によっても、1ポイントの価値は人それぞれ異なるので、せっかくポイントを利用するのであれば一番お得になる使い方も考えてみてください。

今回は楽天ポイントとビックポイントで解説しましたが、ほかのポイントもほとんどこの2つに分類できるので、大量に貯まったポイントがあれば消費の仕方を工夫することで節約にもつながります。