iPadを安く購入したいと思ったとき、流通数の少なさや寿命の長さから特に新しいモデルの中古品は出回りにくく、また元々の販売価格が定価のまま値下げされないこともあって、値段も下がりにくい傾向にあります。
中古での入手も含め、これまでいくつかiPadを安く購入する方法を紹介してきましたが、今回はdケータイ払いプラスを活用してiPadをお得に購入する方法を紹介します。
基本となるdケータイ払いプラスについて
今回の記事のメインとなるのが、dポイントがたまるdケータイ払いプラスでの支払いよる還元です。
dケータイ払いプラスは、支払い形式の一種で、実際には「dケータイ払いプラス還元率+クレジットカード還元率」の合わせ技で効果を発揮します。
クレジットカードの還元率は通常1%そこそこが現状ですが、dケータイ払いプラスではキャンペーン次第で還元率が10倍を超える機会が、2~3カ月に1回はあるなど、割と頻繁に存在します。
加えて、ここにクレジットカードの還元率が加算されるので、キャンペーン時にdケータイ払いプラスを決済に利用すれば、最終的には還元率11%以上でのお買い物が可能となります。
過去には還元率が20倍以上となるタイミングもあるなど、お得さが群を抜いています。
残念ながらポイント利用分に関してはdポイントが獲得ができないため、実質的な割引効果は還元率よりは下がってしまうものの、それでも十分にお得な支払方法です。
詳細に関しては以下の記事を参照ください。
iPadをお得に購入する4つの方法
今回は直接dケータイ払いプラスでの支払いが可能なノジマオンライン、メルカリ、フリルと、dケータイ払いプラスを利用して購入した金券・株主優待券を利用して家電量販店で購入する4つの方法について紹介します。
(※wifi版の購入を前提に紹介します)
ノジマオンラインでの新品購入
あまりメジャーではないかもしれませんが、ノジマのオンラインショップでもiPadが新品で購入可能です。
そしてポイントは何といっても、ノジマで家電を購入するメリットは、おそらく家電量販店で唯一dケータイ払いプラスに対応している点です。
10万円までの商品には限定されますが、キャンペーン時に購入できれば、新品でも10%以上安く購入することが可能です。
加えて購入時期によってはポイントが設定されている場合があり、例えば2017年モデルの「MP2J2J/A」では、現在購入金額に対して2%のポイントが別途獲得可能です。
詳細は以下の記事を参照下さい。
フリマアプリ・メルカリでの購入
iPad自体があまり出品されいていない上に、型番などが記載されていなくて目的の品にたどり着けなかったり、ユーザーの質が悪くあまりお勧めできない場合もありますが、運よく中古相場通りに出品されていた場合には、安く買うという目的に対してはこの上ない商品となります。
平均的な中古相場かそれより少し安く出品されているところからさらに10%以上割引になるので、未使用品、中古品ともに底値付近で購入できる可能性を秘めています。
dケータイ払いプラス決済額上限は確認できていませんが、自身が4万円台の商品の購入に利用できたので、少なくとも最新の端末でも価格の安いものには利用可能です。
***株主優待券の購入***
メルカリの場合、商品券の出品は禁止されていますが、株主優待券の売買は可能となっています。
ねらい目はビックカメラの株主優待券で、額面以下の金額で出品されている場合もあります。
一方でメルカリでのdケータイ払い+では手数料が100円かかってきますので、それを考慮すると額面通りか若干安く買えるくらいが購入時の相場価格になります。
ゆえに、dケータイ払いプラスのキャンペーン時の還元率がそのまま反映され、額面よりも10%以上安くなる場合もあり、そのままビックカメラでのiPad購入時の還元率に直結します。
残念ながら大量には出品されてないので、ポイント消化しきれない分を商品券で支払うなどといった使い方の方が適切かもしれません。
同じくヤマダ電機の株主優待券も出品されていますが、こちらはお買い物1000円につき1枚・500円まで(1会計の合計で54枚まで)しか利用できず、売価はビックカメラの株主優待券と同じくらいなので、株主優待券と現金のような支払いですと、還元率は一句カメラと比較して半減してしまいまう場合がございます。
最終的なiPad購入でお得に利用する際は、ポイント消化や安く入手した商品券との併用が必須となります。
フリマアプリ・フリルでの購入
メルカリと同じくフリルでもdケータイ払いプラスが利用できます。
違いはメルカリより利用者が少ないものの、手数料が無料のため相対的にメルカリより安めの価格であり、商品券も売買可能であることです。
dケータイ払いプラス決済額上限は、クレジットカードとフリルの出品上限額(50万円)に依存する形となるため、より高価なiPad Proの12.9インチ版などを購入する場合でも、問題なく支払いに利用できます。
本来であれば規約違反ですが、メルカリ、フリルで同時出品している場合もあり、手数料の関係からフリルの方が安く購入できる場合が多々あります。
***株主優待券・商品券の購入***
株主優待券の相場、販売されている枚数が少ない傾向は大きく変わりませんが、商品券よりも安く売りだされている場合があるので、購入時に検討してみると良いでしょう。
より現実的に考えた場合、まとまった数量を購入できる商品券をdケータイ払いプラスで購入するのがおすすめです。
ビックカメラの場合、以下の表のとおり、各種ギフトカード、商品券が利用可能です。
おすすめは流通、出品数の多いJCBギフト券です。
メルカリとともに使い分ける場合は、新品で購入したい場合には株主優待・商品券を購入後に家電量販店で購入、中古でもより安く入手したい場合にはフリマアプリで取引するようにしましょう。
ビックカメラなど家電量販店での購入
メルカリ、フリルでdケータイ払いプラスを利用して安く購入した商品券で購入すれば、そのままiPadの還元率へと反映されます。
iPad購入でのポイント還元は、1%前後と通常10%還元と比較してかなり低いので、たまっているポイントの消化機会にしたり、端数の支払いにポイントを利用するのがおすすめです。(券の枚数が多い場合は、できる限り混雑しない時間帯を利用するようにしましょう)
例えばビックカメラでの買い物は通常の10%還元に加えて、クーポンなどで2~3%還元率が上乗せされる場合があるため、ポイント還元が1%のiPadの購入に利用すれば、安く買った商品券などと同じくらいの節約効果があります。
現実的に考えた場合、まとまった数の商品券・株主優待券の入手が必要なので、この方法はほぼフリルでのJCBなどの商品券購入ができることが、高い還元率となるカギとなります。
フリルでのdケータイ払いプラスは2017年8月末に対応したばかりで、dケータイ払いプラスでの支払いで条件が良くても最大13%還元までの実績なので、今後ポイント20倍キャンペーン時にフリルも対象になればより一層お得に購入することが可能です。
商品券購入はメルカリではできないように、今後フリルでも出品禁止になる可能性もあるので、実践可能であればうまく活用したい方法の1つです。
そのほかのdケータイ払いプラスを利用しない方法に関しては以下の記事を参照ください。
まとめ
dケータイ払いプラスとキャンペーンを活用することで、うまくいけば定価や相場価格より10%~20%前後iPadが安く購入可能な場合があります。
キャンペーンに依存することにはなりますが、支払い方法を選択するくらいで比較的簡単に実践可能なので、定価販売が基本で価格が下がりにくいiPadの購入時に実践してみてはいかがでしょうか。